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母と子のスキンシップ、男の子には言葉だけで良いのか?

 子どもと母親との関係は、心が辛い子どもは何歳になっても幼稚園や小学校の子どものような感じ方をしています。男だから、女だからと言う性差はないと考えた方が良い結果を得られます。大人年齢の男性でも母親は抱きしめたり、手を握ってあげたり、背中をさすってあげる必要があります。

 常識に反しますが、常識的に考えれば気持ち悪いかもしれませんが、子どもが求めれば一緒に布団を並べて寝たり、一つの布団に一緒に寝ても良いです。一緒に入浴した例もあります。母親の方から先回りをして提案をしても良いです。ただし心が辛い子どもに限っての話です。スキンシップに必要な物は暖かくて、柔らかくて、動きのある肌です。

 大切なのは子どもがどのように感じているかです。それを母親ですら知ることができません。辛い状態の男の子でも、母親なら上記のようなスキンシップをして良いです。上記のスキンシップは母親しかできないスキンシップです。母親だからして良いスキンシップです。そして子どもにとって最高の癒やしです。

 子どもにとってこれ以上の癒やしはありません。心が元気な子どもは母親のスキンシップが必要ないので、子どもの方から拒否をします。心が辛い子どもでも、もし子どもの方で必要なければ、子どもの方で逃げていきますから、母親は子どもが母親から逃げていくまで、スキンシップを続けて下さい。

 子どもの辛い心に共感する言葉が大切です。しかし言葉だけでは不足です。母親でなくても、子どもの辛さが感じられたら、他人の大人でも共感の言葉に手を握ってあげる、背中をさすってあげるなどのスキンシップができるでしょう。しかし同じスキンシップでも、母親と他人とでは子どもが受ける癒やしは大きく違います。母親だけは共感の言葉と一緒に母親しかできないスキンシップを先回りをしてでも与えると、子どもの辛い心が楽になり、子どもが元気になってきます。

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2012.03.10 12:38 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  趣味  |  その他(一般)  |  office  | 推薦数 : 1

自己主張

自己主張

 ある母親とのカウンセリングの際に、母親が
「子どもが幼いときから自己主張が強かった。だから他の子どもと学校生活がうまくいかなくて不登校になった」
と言いました。
 
常識的には自己主張が強いと、他の人の主張を受け入れられなくて孤立したり、他の人から攻撃を受けやすいと考えます。事実そのような子どもをしばしば見かけます。けれど自己主張が強くて他の人の主張が受け入れられなくても、上手に他の人と自分との距離をとって、自己主張を続けて実現していく子どももいます。この子ども達の違いは、辛くて自分を守ろうとしているのか、心が生き生きしているかの違いです。

 心が辛くて自分を守る必要から自己主張をしている子どもは、自己主張ばかりをしていますから目立ちます。それ故に自己主張が強いと他の子どもと学校生活がうまくいかないと言われるようになっています。心が生き生きしていて自己主張が強い子どもは、上手に他の子どもとの距離をとるために、単に良い子としか大人は理解しないようです。

 不登校になった自己主張の強い子どもは、親に向かっても自己主張を続けます。学校に行きたくないという自己主張が認められないと、壁やドア、窓ガラスを壊したり、親兄弟に向かって暴力をふるう傾向があります。不登校の子どもが物を壊したり、暴力をふるう場合には、学校に行けないのに行くようにと周囲から責められていると理解できます。

 不登校が認められた自己主張の強い子どもは、自分の成長の仕方、生き方にも自己主張をします。それは自分の心の奥底から沸いてくる自己主張ですから、それが認められると自己主張を実現して、その子どもなりの生き方を積極的にしていきます。親の生き方を参考にして、苦難をその子どもなりに乗り切り、社会へ出て行こうとします。

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