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子どもの心に寄り沿って(4)
不登校、引きこもりの子どもが成長して、元気になり、社会に出て行けた人についてです。その人が不登校の会などに呼ばれて、自分の経験談をする場合があります。その際に、会うと自分が辛くなった人を含めて、人との関わりがだんだんできてきて、自分が元気になれたと言う人がいます。会うと自分が苦しくなった人を含めて、人との関わりが自分を元気にしたと説明する人がいます。
常識的にはその様に説明すると、学校の先生や自分に関わってくれた人の必要性を説明するのに、とてもわかりやすいでしょう。それは今心が元気になって、大人の心から過去を振り返って言えている言葉です。引きこもっていて辛かった時期には、とても人との関わりができなかったはずです。引きこもりの子どもが人との関わりができるようになったのは、それだけ心が元気になっていたからです。心が元気になっていないと、引きこもりの子どもは人との関わりができないです。
心が元気になると、自分を辛くしない人と関わるようになれます。その関わった人から支えられてより元気が出るようになります。心がより元気になると、自分を辛くしていた人ですら関わられるようになります。自分が周りの人から支えられていると認識できるようになります。心が元気になる良い循環に入ります。その心が元気になる循環の出発点は、まず引きこもりの子どもの心が元気になることであり、人と関わることではないです。
引きこもりの子どもが心が元気にならない内に人と関わろうとするとますます辛くなります。周りの人に辛さを感じ、怒りをぶつけるようになる場合もあります。ますます引きこもらなくてはならなくなります。ますます心の元気さを失います。辛さの悪循環になってしまいます。