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なぜ産んだ!
ある町で青年が刃物を振り回して、通りがかった何人かを刺傷させた報道がありました。その際に、その青年の父親へのインタビューも報道されました。その父親は「子どもがとんでもないことを起こして、世間に申し訳ない。なぜ子どもがその様な事件を起こしたのか全く分からない。死刑に値する。」と述べていました。事件を起こした青年は「死刑になるために人を殺した。」と言っていました。
多くの人は、「死にたいなら、他の人を巻き込まないで、自殺をすればよい」と言います。それはしっかりと理性が働いている人の発想です。辛くて、辛くて、その辛さから逃げ出せない人は、理性的に行動することはできません。今までその人が持っている知識や経験から、反射的に辛さを解消する行動を取ってしまいます。それが一般には自殺に繋がります。
不登校、引きこもりで辛い子ども達の中で、辛くて辛くて、その辛さから逃げ出せないとき、自分を辛くしていると感じている人に向かって、攻撃して来る場合があります。しかし自分を辛くしていると感じている人が自分の親だった場合には、親自体に攻撃をしないで、他に大きな事件を起こしてしまいます。
その事件の結果、親が死ぬ思いをするように、とんでもないような事件を起こしてしまいます。報道によると当人が色々と考えて、準備をして、その様な事件を起こしているように書いてありますが、当人は辛さと怒りから意識が解離していて、罪悪感を感じないで事が運ばれています。
このような事件を起こさないまでも、不登校や引きこもりで苦しんでいる子ども達は、その苦しさを表現するために、病気の症状を出したり自傷行為を行いますし、親に向かって荒れます。親に向かって荒れられないときには、親が大切にしている物(親が大切にしている身の回りの物や、貴重品、家の壁やガラスなど)を壊します。
辛さから、子どもは親に向かってなぜ産んだ、なぜあのような父親と結婚した、死にたいなどと、親が答えようがない、対処の使用法がない言葉を言います。それは決して言葉通りではないです。辛くて辛くて、生きている心地がしないと言う意味です。どうして親が助けてくれないのかと言う意味です。