| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
ある不登校の子供の担任が言いました。
「ゲームばかりしているから、楽な生活に走って、不登校を続けてしまう。子どもにゲームを制限して、引っ張ってでも学校に来させるべきだ。学校に来させる習慣をつけるべきだし、学校に辛いことがあっても、学校に来ている内に慣れてしまう。」と言いました。
不登校の子どもは学校が辛いから学校から逃げて家にいます。家にいても何かと学校を思うことが多いから、学校を思うだけで辛くなり、その辛さを解消するためにゲームに耽ってしまいます。不登校の子どもでも、家の中が辛くなかったら、ゲームばかりをしていません。ゲーム以外のこともします。ただし勉強はしません。勉強は学校を思い出すので、とても辛くなり続けられないからです。
不登校の子どもはゲームをしたくてゲームをしているのではないです。ゲームをしないと辛すぎて自分を維持できないから、ゲームをすることで自分の辛さを癒しています。ですからゲームが楽しくないと、子どもはとても状態が悪くなり荒れてしまいます。それは決してゲームが楽しくないから荒れたのではなくて、元来辛くてゲームをすることで荒れるのを防いでいたのですが、ゲームが楽しくないと元々ある辛さから暴れてしまうのです。
大人の思い、心が辛い状態の子供の思い
ある引きこもりの子供を持つ親が言いました。
「引きこもっているので、子どもはとてもしんどいはずですよね。部屋の中でじっとしているのですから。体を動かさないから、運動不足で、それだけでもいらついてきますよね。散歩でもしてくればよいのに。」と言いました。
ところが引きこもりの子どもは、部屋の外に出ると、家の外に出ると、とても辛くなるから、いくらかでも楽な部屋の中に引きこもっています。部屋の中に引きこもって辛さに耐えています。
辛さに耐えるので精一杯ですから、とても体を動かす元気はありません。引きこもりの子どもについては、動けと言うのが無理なのです。
大人の思い、(不登校などの心が辛い状態の)子どもの思い
ある不登校の子どもの親が話しました。
「全ての子どもが行く学校、子どもにとって楽しいはずの学校に行けないので、子どもが可愛そうだ。」と言いました。「何とかして親として何とかして子どもを学校に行かせてあたい、それが親の役目だ。」と言いました。
ところが不登校の子どもは、学校が辛いから学校に行こうとしないのです。大人が、親が親切心からいろいろな手だてを計って、不登校の子どもを学校に行かせようとするのは、子どもにとって、お化け屋敷に行け、地獄へ行けという意味に感じています。
辛い子どもをますます辛くしてしまいます。子どもは学校へ行かせようとする親に向かって暴言や暴力を振るうようになります。子どものためを思って親や大人が対応をしているのに、子どもがそれを拒否ばかりでなく、暴言や暴力を振るうことは、親や大人には理解できません。そこでこの子どもはおかしい、この子どもの性格を正す必要があると、対応を続けますが、ありのままの辛さに反応して暴言や暴力を振るった子どもにはますます辛い対応となってしまいます。