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辛い子どもはなぜ辛いか(1)
登校拒否、不登校、引きこもり、ニートと呼ばれている子どもは、辛い状態になっています。しかし子どもは、登校拒否だから、不登校だから、引きこもりだから、ニートだから辛いのではないです。子ども自身は何か理由がわからないけれど、体の奥底から何か辛い物がわき上がってきて、耐えきれなくなっていて、登校拒否、不登校、引きこもり、ニートになっています。
登校拒否、不登校、引きこもり、ニートの子どもをよく観察してみると、子どもはいつも辛い状態ではないです。絶えず辛い症状を出している子どもも、辛くないときもあります。辛くないときから辛いときに変わるとき、きっかけがあることがわかります。登校拒否、不登校の子どもは、学校や学校に関する物を認識(意識しないときには認知)したときです。引きこもりの子どもは学校や学校に関する物、自分の周囲の大人の存在を認識したときです。ニートの子どもは自分の周囲の大人の存在を認識した場合とか、自分の存在を他人から、または自分自身で否定されたときです。
登校拒否、不登校、引きこもり、ニートの子どもは、これらの刺激を受けないと、これらの刺激を認識しないと、普通の子どもとして生活し、成長ができます。しかしこれらの刺激を受けたとたん、子どもは急に辛くなります。辛い症状を出します。辛くなることと辛い症状を出すこととは同時です。辛い症状と辛さとは体の表現の違いであり、原因は同一の物です。
子どもは自覚的に辛さを感じ、子どもによっては言葉で辛さを表現します。周囲の人は子どもの言葉から子どもの辛さを知り、子どもが出す辛い症状を認めることができます。子どもの辛さを推測します。子どもが出す辛い症状が軽微なとき、周囲の大人は子どもの言葉を信じないことがあります。子どもが出す症状が強い場合には、周囲の大人は子どもが病気ではないかと考えて、子どもを病院に連れて行きます。多くの医者は子どもの出す症状から、病気だと診断してしまう傾向にあります。原因まで踏み込んで考える医者はほとんど居ません。医者が病気だと診断すると、周囲の大人はその子どもが病気だと信じ込んで、子どもが辛くなる刺激を受けて辛くなっているという事実を考えようともしなくなります。