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文化情報は辛い子どもの心を癒している
子どもたちはテレビやネットから、有り余る情報を得ています。この有り余る情報が子どもたちを弱くしていると指摘する人たちがいますが、必ずしも子どもたちを弱くしているとは限りません。確かにこの有り余る情報を利用して、犯罪行動に走る子どもがいます。また一方でこの有り余る情報を子どもから突然取り上げると、子どもは辛くなってしまいます。子どもがこの有り余る情報から見つけて使っている物を、大人から見て必要ないという理由で突然取り上げると、子どもは葛藤状態になり、より辛くなります。
現在の多くの子どもは有り余る情報から自分に都合の良い情報を選んで、その子どもなりに利用しています。その利用の仕方が、その利用する物がその子どもなりであり、今の大人の思いと異なっています。大人は子どもがその子どもなりに情報を利用する意味を理解していませんから、子どもが親の思いと違った形で情報を利用する姿を、良いとは考えないようです。否定的に見ています。
昔の子どもと違って現在の子どもは、大人には理解できないストレス刺激にさらされ続けています。大人には理解できないけれど、辛くなった子どもは有り余る情報の中から自分に都合の良い情報を取りだして、その子どもなりに辛い心を癒すのに用いています。
子どもが辛ければ辛いほど、自分の辛い心を癒そうとして有り余る情報から自分の辛い心を癒すのにちょうど良い情報を見つけようとします。自分の辛い心を癒すのに適当な情報を見つけて、その見つけた楽しみにふけったり、大人に向かって今自分がどれだけ辛いのかを訴えるための情報を見つけて、大人がびっくりして顔を背けるような問題行動をしてしまいます。
大人が希望する姿とは違う子どもの姿を大人が見て、子どもには有り余る情報が害になると考えるようになります。大人は有り余る情報が子どもをだめにして辛くしていると考えやすいです。子どもの心とは逆な感じ方、原因と結果を取り違えた考え方をしています。
有り余る情報を作っているのは大人です。子どもに好ましくない情報を作っているのも大人です。子どもは有り余る情報から、その子どもにとって好ましい情報を見つけて利用しているだけです。元気でどんどん能力を伸ばしている子どもは、大人から見て好ましくない情報を用いようとはしません。自分の能力を伸ばす情報を探して利用しようとします。
元気そうに見えても、大人から見て好ましくない情報を選んで利用しようとする子どもは、その見かけと違って心は辛い状態なのです。子どもが見つけた、大人から見て好ましくない情報を子どもから取り上げるのでは、ますます子どもの心を辛くします。子どもの心を辛くしている物を取り除くか、大人から見て好ましくない情報から得られる物以上の喜びを、親は子どもに与えてあげる必要があります。そうすることにより、子どもは自分から大人が好ましくないと思う情報を利用しようとはしなくなります。