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2008.08.12 14:26 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  office  | 推薦数 : 0

不登校の子どもは繊細で過敏

不登校の子どもは繊細で過敏

 不登校になった子どもは、親や教師がそのこの不登校に気づいた時点では、繊細で過敏である場合が多いです。しかしその子どもがもっと幼かったときにはとても明るくておおらかであった場合が多いです。つまり学校に通っている間に性格の変化を来してきています。この性格の変化に気づく前に、その子どもは学校内で辛い経験を始めています。

 明るくて元気でおおらかな子どもが学校内で辛い経験を始めると、程度は未だ弱いですが、学校に対して恐怖を生じる条件刺激を学習します。学校に対して恐怖を生じる条件刺激を学習した子どもは、学校にいるだけで程度は未だ弱いですが、辛くなります。その辛さを回避するために、子どもはよい子を演じている場合が多いです。子どもがよい子を演じていると、親や教師はとても良い子どもだ、しっかりしていると理解して、子どもが学校内で辛い思いをしていることに気づきません。

 学校で辛くなる子どもは学校にいるだけで辛くなります。辛いと新たな辛い刺激に敏感になっています。新たな辛い刺激で他の子どもにないような大きな辛さを感じてしまいます。そのような子どもの姿を親や教師、他の大人達は、その子どもがとてもよい子だけれど、とても繊細で過敏であると理解するようになります。

 不登校の子どもが不登校になる前に繊細で過敏だったと理解したときには、その子どもは既に心の中では不登校になっていたのです。登校拒否の状態だったのです。学校から受ける辛さに無理をして耐えて、学校に行き続けていた姿なのです。既に心が不登校になっていた子どもを観察して、不登校の子どもは繊細で過敏だと判断しても、それは不登校の結果から不登校の子どもの性格を理解しただけに過ぎません。

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