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2007.07.06 10:47 |  診療  |  研究  |  生活 / くらし  |  office  | 推薦数 : 0

脳内での情報処理 (10)

意識という言葉には、意識レベルという意味の意識と、顕在意識という意味の意識とがあります。
意識レベルという意味では臨床的に3-3-9度方式(Japan Coma Scale)があります。

3-3-9度方式(Japan Coma Scale)
Grade Ⅰ刺激しないでも覚醒している
1 一見、意識清明のようであるが、今ひとつどこかぼんやりしていて、意識清明とは言えない。
2 見当識障害(時・場所・人)がある。
3 名前・生年月日が言えない・
Grade Ⅱ刺激で覚醒する
10 普通の呼びかけて容易に開眼する。
20 大声または体をゆさぶることで開眼する。
30 痛み刺激を加えつつ、呼びかけを繰り返すと、かろうじて開眼する。
Grade Ⅲ刺激しても覚醒しない
100 痛み刺激を払いのけるような動作をする。
200 痛み刺激で少し手足を動かしたり顔をしかめる。
300 痛み刺激に反応しない。
意識レベルを3つのグレード・3つの段階に分類され、カルテには100-I、20-RIなどと記載。
(R)Restlessness(不穏状態)
(I)Icotinence(失禁)
(A)Akinetic mutism(無動性無言)、Apallic Statre(失外套症候群)

意識レベルという意味では
脳幹が機能しなくなっているという状態が脳死です。
脳幹が機能していても大脳が機能していない場合が植物状態です。簡単な脳幹の反射の機能が残って居る場合です。
大脳の機能が落ちているとき、その場所が主として前頭葉の場合がGrade1の要素になっているのではないかと思います。
大脳の機能が落ちていても、側頭葉と大脳辺縁系の機能がある程度残っている場合がGrade2の要素のようです。
大脳新皮質の機能が落ちているが大脳辺縁系の機能がある程度残っている場合がGrade3の要素の要素のようです。

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