| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 |
子どもとは
私たちは大人、成人という言葉と区別して、子どもという言葉を使います。子どもという概念を必要とする理由は、大人と違う存在だからです。将来大人になるけれど、子どもは大人と同じに扱えない、大人と同じに扱ってはいけない存在だからです。子どもには大人の持つ常識が当てはまりません。子育てとは子どもの体を成熟させて大人になってもらうためにする大人の対応の他に、生きるための方法を教える、大人の持つ常識、大人が作った文化に子どもが従うようにする(教育する)という意味もあります。
子どもという言葉を使うとき、その子どもという言葉が持つ意味には次の四つがあります。
1.親から生まれたという関係。遺伝的な関係
これはわかりやすいと思います。親から生まれた子どもです。一生続く親から見た子の関係です。そこには遺伝子的な関係が存在しています。子どもの心という観点からでも、この親子関係の存在は子どもの心に大きな影響を与える場合があります。子どもの成長には信頼できる大人が必要です。その信頼できる大人として、子どもは本能的に自分を生んだ母親を選択するからです。
2.法律上の子ども
社会秩序を維持するために法律があります。その法律を幼い子どもは理解できませんから、幼い子どもに法律を当てはめることはかえって社会秩序を乱してしまいます。そこで法律ではわかりやすい年齢で大人と子どもとを区別しようとします。それが日本では20歳です。20歳で成人として扱われます。外国では国によって若干異なります。日本でも、法律によっては、または結婚しているという事実から20歳以下でも、子どもとして保護されないで、法律の適応を受けるものがあります。
養子、親権などと、法律上の親子関係もありますが、省略します。
3.肉体的な成長期にある子ども、性的成熟期前にある子ども
生まれ落ちてから、肉体的に、子どもは成長していきます。そして、思春期を迎えて、肉体的にも性的にも完成して、大人の体になります。生物的な大人になり、生物である人間としての自立が可能になり、子孫を残すことが可能になります。肉体的に成熟する時期と、性的に成熟する時期と、必ずしも等しくはないですが、一般的に同じ頃に成熟してきますから、大人から見て大人かどうかという判断はしやすいです。
4.心の成長期にある子ども
心という観点から、心の構造が未だ大人になっていないという意味での子どもです。この「子どもの心理」の中で子どもと表現したときには、この心の成長期にある子どもです。心の成長期を理解するには、次の四つの心を理解する必要があります。