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2008.09.28 06:24 |  研究  |  趣味  |  映画 / 音楽 / 読書  |  ブッシュマン  | 推薦数 : 0

「アダムの呪い」

アダムの呪い 」(ブライアン・サイクス著、ソニーマガジンズ)を読みました。「ネアンデルタール人の正体」「DNAからみた日本人」に続く原始人ネタです。

著者はミトコンドリアDNAの分析で有名な遺伝学者です(だそうです)。自分と世界的な製薬会社社長が同姓なのが気になり、Y染色体DNAを調べたところ共通祖先を持つことが判明したのです。Y染色体は精子を通して男系に伝えられます。著者と社長とはY染色体とサイクスという姓を1000年も昔のスコットランドから別々に伝えたことという驚くべき事実を突き止めたのです。

ミトコンドリアDNAの研究から、人類は20万年前に最初のイブがアフリカにいたことされています。ミトコンドリアDNAは卵子からのみ子孫に伝達するのに対し、Y染色体DNAは男系につたわります。そこで、今回のサイクス姓の手法をほかに応用し、マクドナルド姓の起源にまつわる伝説、ポリネシア人の起源、ジンギスカンのY染色体、といった興味深い研究を紹介しています。

次は、「イブの7人の娘たち」(同じ著者)を読みたいです。

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