続きです。
ここでは7科10種の花をご覧下さい。
(画像をクリックすると大きくなります。)
ホタルサイコとハクサンフウロ(蛍柴胡、白山風露、セリ科、フウロソウ科)
大石山と鉾立峰間の鞍部への下りで撮影。
ハクサンフウロを撮り帰宅後モニターで観たら、小さな黄色い花が写っている、何だろう?キク科のような、アブラナ科のような・・・・。で、結局たまたま眺めていた図鑑に似た花が載っていました。セリ科のホタルサイコのようです。全然見当外れの検索をしていました(汗)。
サイコって、psycho(精神病)のこと?変な名前、と勘違いしたのですが、漢方薬の柴胡のことでした(また、汗)。
ハクサンフウロは、前回紹介済みですね。ただし、アサマフウロとの区別が分かりません(笑)。
シラネニンジン(白根人参、セリ科)
鉾立峰付近で撮影。
以前もお話しましたが、セリ科の花はどれもそっくりで素人泣かせです。葉が人参に似ています。これが名前の由来でしょう。なお、根っこは掘っていません。たぶん赤くないと思います。
ミヤマトウキ(深山当帰、セリ科)
鉾立峰付近で撮影。
この花も前回紹介済みです。当帰は漢方薬です。
再登場したのは、セリ科は難しいので復習の意味合いがあるのと、漢方薬がいくつか出てきたので再登場です。
ハクサンシャジン(白山沙参、キキョウ科)
鉾立峰付近で撮影。
平地に咲くツリガネニンジンの高山型だそうです。別名タカネツリガネニンジン。
ミヤマシャジン(深山沙参、キキョウ科)
鉾立峰から杁差岳に到る縦走路で撮影。
前回山行報告で紹介したヒメシャジンとの鑑別が難しいです。図鑑と睨めっこしてミヤマシャジンと診断しました。ただし、誤診かもしれません。
沙参も漢方です。柴胡、人参、当帰、沙参・・・・。産婦人科医を辞めて漢方医になろうかな、出来合いの顆粒状エキス剤ではなく、野山で採取した本物なら効きそうだし・・・、というのは冗談です。
ツルリンドウ(蔓竜胆、リンドウ科)
鉾立峰付近で撮影。
ツル性で、他の草の間を這って咲いていました。
相変わらず、キキョウとリンドウの区別が分かりません。
リンドウは竜胆と書きます。竜の胆とは、いかにも大袈裟です。でも健胃薬になるらしいです。
ツルリンドウは秋に赤い実をつけます。平成5年11月9日に漬けた果実酒が屋根裏で埃をかぶっている筈です(リキュールの古酒参照)。15年の歳月、感慨深いです、なんちゃって!
オトギリソウ(弟切草、オトギリソウ科)
足の松尾根の登り、大石山手前で撮影。
ヒペリカムの名で知られる園芸種の庭木と親戚です。和名は「弟を切る草」、物騒ですね。「野草の名前、夏
」(山と渓谷社)によると、秘密にしていたこの草の薬効(創傷治癒)を弟が漏らしたので怒った兄が弟を斬殺したという昔話が名前の由来だそうです。花弁に赤い血痕が残っているとのことですが、気が付きませんでした。
ミヤマコゴメグサ(深山小米草、ゴマノハグサ科)
杁差岳頂上で撮影。
この可憐な花は何だろう?いろいろ調べ、分からない。こりゃだめだと諦めた後、偶然めくった頁に載っていました。
名前の由来は、白くて小さな花から小米草、その中で深山に生えるので深山小米草です。
イタドリ(虎杖、タデ科)
鉾立峰付近で撮影。
イタドリは別段高山植物ではありません。でも縦走路脇で見事に咲いていたので撮りました。あるいは、オオイタドリかもしれません。
虎杖と書いて、イタドリ。これは中国名への当て字です。鎮痛止血作用があるので、痛みを取る草、イタドリとなったそうです。
追記:コメントにありますように、この花はオンタデであるという貴重なアドバイスをいただきました。ありがとうございます。
以上です。偶然ですが、薬効のありそうな植物が8種もありましたね。
続く。
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