今回の山行で出会ったお花を3回シリーズでアップします。一応タイトルに「高山植物」としてありますが、そうでないものも含みます。高山植物って銘打った方がアピールしますものね。
(画像をクリックすると大きくなります。)
タカネナデシコ(高嶺撫子、ナデシコ科)
杁差岳小屋付近で撮影。
2週間前の山行(7月20日)の折にはまだ蕾でしたが、今回は満開です。
カワラナデシコの高山性変種。包が2対、花弁の先が深く切れ込むことが鑑別点。
センジュガンピ(千手岩菲、ナデシコ科)
鉾立峰から杁差岳に到る鞍部で撮影。
大日岳山行の折も紹介した花(センジュガンピ参照)。再び載せたのは、この名の由来が判明したからです。牧野富太郎著「植物一日一題
」に、日光千手ヶ崎に沢山咲いているから千手だと記載されていました。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠、ユリ科)
大石山から鉾立峰に到る縦走路脇で撮影。
谷から吹き上げる風になびいています。
ギボウシというよりウルイって呼んだ方がぴんと来る山菜です。我家の庭ではもう花が終わったのに山は満開でした。
擬宝珠とは、昔の木製橋の欄干の柱のことです。芽がそれに似るからギボウシです。
スカシユリ(透かし百合、ユリ科)
鉾立峰から杁差岳への登りで撮影。
上を向くユリを発見。ヒメサユリは横向き、オニユリやクルマユリは下向きなので、私的には珍しく感じました。
花弁の根元が細いので隙間が生じ、花の正面から見ると向こうが透けて見えるので透かしユリです。
ノギラン(芒蘭、ユリ科)
鉾立峰付近で撮影。
たぶんノギランです。自信がありません。
穂状になった花はまだ下の方しか咲いていません。
花の包がイネ科の芒に似て、葉がランの花に似るので芒蘭です。
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草、キク科)
足の松尾根の登りで撮影。
ちょっとピンぼけですが、きれいな黄色い花です。
ベンケイソウ科キリンソウに似ていることがこの名の由来です。キリンソウは見たことありません。
キオン(黄苑、キク科)
鉾立峰付近で撮影。
私はミヤマアキノキリンソウを撮ったつもりでした。しかし帰宅後パソコンモニター画面で見たら、葉にぎざぎざがあるので違うことに気付いた次第です。
秋咲きのシオン(紫苑)に似た黄色い花なので黄苑です。
ノアザミとイブキトラノオ(野薊と伊吹虎の尾、キク科、タデ科)
杁差岳小屋正面で撮影。
どちらの花も前回山行報告で紹介しましたが、ノアザミはまだぽつぽつ程度でした。今回ご覧のように満開です。前回の山行後図鑑を復習したところ、ノアザミの総包(花の下のふくらみ)は粘つくそうです。触ってみると、確かにべとっとしました。
続く。
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