続きです。
ここではバラ科6種とキンポウゲ科5種を紹介します。なかには似た外観と名前なのに全然違う科の花だったりして、私のような素人は大混乱です。
(写真をクリックすると、大きな写真になります。)
ナナカマド(七竈、バラ科)
牛首山(1960m)手前の稜線で撮影。
背景でわかるように結構高山ですが、高山性のナナカマド(ウラジロナナカマド、タカネナナカマド)ではないようです。でも自信ありません。
細かい小さな花が集合しています。1個1個をよく見るとノイバラそっくりで、たしかにバラ科なんだなあって感じです。
燃えにくい木なので七回竈(かまど)にくべても燃えないという意です。当然遭難時の焚火に不向きです。
ノウゴウイチゴ(能郷苺、バラ科)
いっぷく平手前の日当たりのいい尾根道(1550m)で撮影。
図鑑には、花弁は7枚と記載されていますが、偶然撮影した花にはもっとたくさんありました。
こちらは実です。栽培種(オランダイチゴというらしい)と異なり小さく、食べると酸味があります。懐かしい味です。
岐阜県能郷村で発見されたので、能郷苺です。
ヘビイチゴの仲間(蛇苺、バラ科)
標高1500m付近)で撮影。
撮影時はヘビイチゴの名は念頭にありませんでした。後日、図鑑で検証すると、ヘビイチゴのようです。ただしこの仲間には山に生える種類もあり、確定診断に至りません。
ミヤマダイコンソウ(深山大根草、バラ科)
牛首山から北峰(1890m)に到る登りで撮影。
この頁の後半に紹介するキンポウゲ科の植物のようでもありますが、たぶんミヤマダイコンソウです。
でも何故大根なのか不明です。
ミヤマキンバイ(深山金梅、バラ科)
大日岳頂上(2128m)手前の登山道脇で撮影。
このように黄色い花を咲かせる高山植物が多く、素人泣かせです。おまけにそっくりな花が金梅の名を名乗ってバラ科とキンポウゲ科と2つの科にまたがっているのです。
チングルマ(稚児車、バラ科)
大日岳頂上周辺(2100m)で撮影。
名前は以前から知っていたので、これがチングルマか!って感じです。
果実が稚児車に似ることからこの名が付いたとのことです。
以上ここまでがバラ科です。ここからキンポウゲ科5種を紹介します。結構そっくりさんが多く、難渋した次第です。
ハクサンイチゲ(白山一華、キンポウゲ科)
大日岳頂上付近で撮影。
ニリンソウに似た感じです。
図鑑によると白いのは花弁ではなく萼弁とのことですが、にわかには信じがたいです。
シナノキンバイ(信濃金梅、キンポウゲ科)
北峰(1890m付近)で撮影。
ハクサンイチゲ同様、黄色いのは花弁ではなく萼弁で、その数は5~7枚(この写真は6枚)、花弁は雄しべと区別できないくらい小さいらしいです。
ミヤマカラマツ(深山唐松、キンポウゲ科)
尾根の林(1300m)で撮影。
白い綿のような花は花弁ではなく雄しべだそうです。
花が唐松の葉の形に似るから唐松草、特に深山に生える種類を深山唐松と命名したとのことです。
シラネアオイ(白根葵、キンポウゲ科)
いっぷく平付近で撮影(1500m前後)。
日光白根山に多く、しかもタチアオイに似た花だから白根葵だそうです。
黒いハチがとまっています。
ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓、キンポウゲ科)
牛首山手前の灌木帯で撮影。
学名は、クレマチス・オコテンシス。なるほど、クレマチス(テッセン)の親戚なんですね。たしかに似た感じです。
キンポウゲは金鳳花と書きます。この仲間は花弁がなかったり萼弁が花びらのようにきれいだったり、変わった花が多いのが印象でした。
続きます。
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