「生物と無生物のあいだ
」(福岡伸一著、講談社現代新書)を読みました。
息子に、父親がお医者さんの友人がいます。その先生が、この本は面白いから読みなさいと息子さんに送ってきたのがこの本です。先生はしばしばそうやって息子さんに良書を送るらしいのですが、「親の心、子知らず」で、全然読まずにうちの息子に渡すのだそうです。
ということで、その本が巡り巡って私のところにやって来た次第です。
さっそく読みました。面白いので一気でした。著者は分子生物学者として世界の一流ですが、情緒ある文章は詩人か文学者です。息子さん思いの先生が息子さんに勧める訳です。
著者は1959年生まれで私と同じです。昔は昆虫少年だったらしく、これも私と同じです。ただし著者は高名な分子生物学者、私は田舎の勤務医ですが・・・。
分子生物学というと生き物の研究というよりも化学反応や電子顕微鏡の世界といった冷たい印象があるのですが、同じ時代を昆虫少年として過ごした共通体験があるためか生き物に対する深い愛情みたいなものが感じられ共感した次第です。
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