「旗本退屈男
」(佐々木味津三著、実業之日本社)を読みました。
時は元禄、お江戸の町。眉間の三日月傷がトレードマークの直参旗本早乙女主水之介が大活躍する物語です。主人公はいつも颯爽と登場し何者をも恐れません。痛快と言えば痛快ですが、冷静に見ると支離滅裂です。おっと、それを言ったらおしめえよ、って寅さんなら言いそうですね。したがって深く詮索せずに楽しむに限ります。
この本は昭和4年に書かれたそうです。当時は昭和恐慌という不況の時代だったようですが、そういった閉塞した時代背景が傷の御前というヒーローを生んだのかもしれません。
ところで最近若者の間で武士言葉が流行っているとのことですが、この本一冊読めば完全マスターです。というか、漢和辞典がないと読めない漢字がいくつも出てきます(汗)。
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