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前回の続きは、取りあえずこの次に。
今日のテレビの朝の番組は、「すわぁ、いよいよ東京でもたらい回し! 受け入れ拒否!」
もう聞き飽きましたけど・・・。
行政とマスコミに聞きたい。
「あなた方の主張は、医師偏在が医療崩壊の原因だ!!」
ではなかったの??
日本で一番医者が集まっているはずの東京で、まだ「偏在のために医師が少ない」の?
そして、こんな状況にしたのは、
医者? 医療従事者? 病院? 医師会? 医療界??
受け入れたくても、患者で一杯で医者の手が足りない・・・。受け入れたくてもベッドがない・・・。
これこそが「医療費抑制政策」、「効率至上主義」の末路だということが、まだ判らない?
ベッド稼働率、3:1看護うんぬん・・・。
そんなことで医療界を締め付けて来たために、ギリギリの運営を強いてきたために、こんな結果を招いたんだと判らない?
無理して重大な疾患・合併症を持つ妊婦を引き受けて、結果が思わしくなかったら有無も言わさず「刑事訴追」・・・。
そんな世の中だから、経験のある産婦人科医がいて、脳外科医や神経内科医がいて、看護スタッフがしっかり対応できて、そして緊急事態に対応できるベッドが空いているという「万全の体制」が取れない限り、重症な疾患を持つ妊婦は受け入れられない。
「そうじゃないと、これらの条件が全て整わないと、合併症を持つ妊婦受け入れは到底無理だ」、とする病院側の考えが判らない?
「たらい回し」の犯人にされた方が、「殺人者」と呼ばれて一生心にキズを持って生きていくより、いいもんね。
そのようにしてしまったのは、行政さんとマスコミさん、あなた方だと判らない??
今回のケース。
私が医者になった20年前だったら、そしてあの規模の病院であれば、恐らく責任感の強い産婦人科医がいて、脳外科のスタッフに至急対応依頼の連絡を取りつつ、他のベットを空けてでも、必死に対応していただろう。
必死に頑張っても助けられないかもしれない。
でも・・・。ほっとけば確実に死ぬ。
少しでも可能性があるのなら、自分は頑張る!
医者とは、90%以上は、そういうものなのです。
そのような志を、日本の医者はDNAとして先輩から受け継いで来たのです。
それを破壊したのは、
若い世代の医者と我々を分断したのは、
そして
我々の心を折ったのは、
ギリギリ瀬戸際の医療に近づかないように誘導操作したのは・・・。
そう、あなたなのですよ・・・。
行政さん!
そして、
マスコミさん!