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民意を反映しない小選挙区制への純化==自民案の丸呑みを決め込む野田政権==消費税増税のために自民党に擦り寄る「どじょう内閣」==

衆院選挙制度改革:小選挙区0増5減 民主方針、自民案「丸のみ」 比例は80減

 民主党は17日、国会内で政治改革推進本部(本部長、樽床伸二幹事長代行)の役員会を開き、衆院の「1票の格差」是正について、まず各都道府県に1議席ずつ割り振る「1人別枠方式」を廃止し、小選挙区を「0増5減」する自民党案を取り入れた衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)設置法改正案の骨子をまとめた。

また政権公約(マニフェスト)通りに衆院比例定数を80削減する公職選挙法改正案骨子もまとめ、両法案を次期通常国会で提出する方針を確認した。

 野田佳彦首相が進める消費増税方針の前提として、国会議員定数削減などの「身を切る改革」で、党の主張を明確に示す必要があると判断した。

両法案が成立すれば、衆院議員の定数は、現在の480人(小選挙区300、比例代表180)から計85人減って395人(小選挙区295、比例100)となる。両案は18日に開く同本部総会で了承される見通し。民主党が19日の開催を提案している与野党幹事長・書記局長会談で協議を呼びかけるが、協議が整わない場合は民主党単独での提出も検討する。

 「0増5減」案を採用したのは、自民党案を「丸のみ」することで、1票の格差是正と定数削減は選挙制度の抜本改革とあわせて行うべきだとする公明党と分断する狙いもある。

 また、2月25日までとなっている区割り審の区割り改定の勧告期限を6カ月延長する。 比例定数は、近畿ブロックを現行の29人から13人減らし16人とするなど、計80人削減するが、公明党は比例定数80削減案に反発。比例定数30削減を掲げる自民党も公明党に配慮して対応に苦慮するとみられ、法案の成否は不透明だ。

公明党の山口那津男代表は17日、都内で記者団に、「抜本改革をどうするのか何の言及もない。協議の土俵を自ら壊すような進め方はすべきではない」と批判した。【高橋恵子、岡崎大輔】

(毎日新聞 2012118日 東京朝刊)

野田政権のなりふり構わぬ「消費税増税シフト」つくりが進行しています。

選挙制度改革では『小選挙区0増5減」の自民党案を丸呑みし、自民党抱き込みに踏み込みました。

一方、議員定数削減では比例代表18080削減し、100議席とするのですから、国会がますます国民の民意から離れて行くことになります。

この結果、民主党と自民の「二大政党化」がますます純化してゆきます。

しかし、小選挙区制そのものが、政権交代だけを目的としたものであり、民意との乖離は覆い隠すことが出来ません。

事実、「政権交代」なった民主党の繰り出す政治・政策は、自民党時代と同じか、それを超えるものではないでしょうか。

これは、二大政党というよりは「一党独裁・二派閥政治」の進行です。

今後、より民意を反映する選挙制度を考えるのであれば、小選挙区制をやめて、限りなく比例代表制を中心にすべきではないでしょうか。

こうした、民主主義の根本に関わる選挙制度にかんして、増税優先で自民党に擦り寄るどじょう内閣とは・・・・・・・。

原発・普天間基地などと考え合わせると、その背後にあるのは、アメリカ・財界・官僚達の顔が見え隠れしてなりません。

彼らに尻を叩かれ、「消費税増税」に邁進する野田政権は、まもなく国民から厳しい批判にさらされることになること間違いありません。 

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