信じられないオウム,17年間「二人の逃亡」==進む検察当局の『緩み』と『捜査方法の劣化』==望まれるオウム事件真相究明==
住み込みの仕事、転々か オウム元信徒の斎藤容疑者
(2012年1月12日 朝日新聞)
オウム真理教の元幹部平田信(まこと)容疑者(46)をかくまったとして犯人蔵匿の疑いで逮捕された元信徒斎藤明美容疑者(49)の大阪の自宅マンションは、斎藤容疑者が働いていた整骨院が契約したものだったことが、捜査関係者への取材でわかった。それ以前に住んだアパートも勤め先の借り上げ寮だった。警視庁は、身元が発覚しないよう住まい付きの仕事を選んだ可能性があるとみて調べている。
捜査関係者によると、斎藤容疑者は「吉川祥子(よしかわ・しょうこ)」の偽名を使い、約10年前から東大阪市の整骨院の募集に応じる形で勤務。平田容疑者が出頭するまで約7年間かくまったとされる自宅は、この整骨院が法人契約した部屋だったという。
今回の『平田容疑者出頭』やそれをかくまってきたとされる斉藤容疑者の存在・・・・
オウム裁判自体、ことの本質を何ら解明されないまま、それに一応の「決着」がつけられようとしていた矢先の出来事でした。
ここにひとつの『疑問』が湧いてきます。
果たして、17年間もの長期間、二人の『逃亡劇』が本当に続けられていたのかということです。
その間の『真実』は、これからの捜査と裁判で明らかになるのか・・・・
もし、オウム真理教事件に対して真摯に取り組まなければならない検察と公安が、他にもいる複数の容疑者の一網打尽を狙って、平田容疑者を公安の庇護の下に「泳がせていた」としたら・・・・・。
そろそろ「出頭」することをうながされたとしたら・・・・・。
こんな推理もないとは言えません。
公安中枢が、一見甘いと見える対応策=「まだ、無理して捕まえる時期ではない」=をとっていると、それが警察末端まで流れてくる可能性が十分あります。
であれば、出頭当日警視庁の前に立つ機動隊員が、平田本人にも関わらず、他へ回すという緊張感のない対応が生まれても『理解』出来るかもしれません。
オウムとは直接関係ないかもしれませんが、広島刑務所から凶悪犯の脱獄事件が起きています。
テレビドラマを見ているような事態です。
世の中の安全を守るべき刑務当局が、逆に世の中を不安に陥れる、まさに「異常」な事態の進行です。
検察当局の「緩み」「捜査方法の劣化」を指摘されてもいたし方ありません。
いずれにしても、今後の捜査の展開を注視するとともに、オウム事件の真相究明を願ってやみません。
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