20ミリシーベルトの被曝量は、医療者従事者の50倍から160倍==文科省は20mSを直ちに撤回し、自然界の1mSへ転換すべき==放射線被曝は、疫学と個人被曝、内部被曝を総合判断が必要==
東日本大震災:福島第1原発事故 放射線基準の撤回、文科省に父母要請
東京電力福島第1原発事故で、学校の屋外活動を制限する放射線量を年間20ミリシーベルトとした文部科学省の基準は甘すぎるとして、福島県内の父母ら約650人が23日、東京・霞が関の文科省を訪れ、撤回を求める要請文を提出した。同省科学技術・学術政策局の渡辺格(いたる)次長は「最終的には1ミリシーベルトを目指して努力する」としたが、撤回の意思はないことを改めて示した。
父母らは小雨の中、文科省前で約2時間にわたって「子どもの安全は保障できるのか」「大人と子どもの影響は違う」などと訴えた。福島市飯野町の斎藤夕香さん(38)は「基準を巡っては学校現場でも判断できない状況が起きており、撤回してほしい」と話した。
文科省の基準は国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段階で適用すべきだとして勧告した「年間許容量1~20ミリシーベルト」を根拠に決めたが、内閣参与の小佐古(こさこ)敏荘(としそう)・東京大教授(放射線安全学)が「大人と子どもの基準が同じなのは納得できない」と反発して辞任するなど混乱が続いている。【鈴木梢】
福島県民といわず、日本国民全体にかかわる重要問題です。
そもそも20ミリシーベルトの意味付けが根本から間違っています。
ICRPが勧告している「年間許容量1~20ミリシーベルト」は、安全の基準にならないことは最初から分かっているのです。
放射線被害の予防を考えると放射線量は「可能な限り少ないほど良し」としなければなりません。
しかも、福島原発の炉心溶融が次々と明らかになり、放射能汚染はますます悪化の一途をたどることが考えられるのです。
自然界の放射線量が1ミリシーベルト、医療機関における被曝線量の平均は、一人当たり、男性:0.35ミリシーベルト/年、女性:0.12ミリシーベルト/年です。
それから比べると20ミリシーベルトとは、医療従事者の50倍(女性では160倍)以上にもなるのです!!
こんな危険な基準を文部科学省は、いつまでもしがみついているのか・・・。
その中でも、子供や女性における被曝放射線量も考慮されなければならないのは当然です。
こうした状況の下では、一時も早く20ミリシーベルトを1ミリシーベルへと転換すべきです。
さて、今問題なのは、外的環境の屋外の放射線量なのですが、人体から見た被曝放射線量は、一体どうなのか・・・。
つまり、一人ひとりが受ける放射線量を個別に測定することも必要です。
私たち医療従事者がいつも測定されている「フイルムバッチ」などを住民にも携帯させて、人間の内外から被ばく線量を測定することが必須です。
しかし、それでも日々被曝を受けている「内部被曝」については、除外されています。
したがって、今必要なことは・・・・
1) 地域を疫学的に放射線量を測定すること。しかも、リアルタイムに住民が分かるように、天気予報と同じかそれ以上に丁寧に情報を公開することです。
2) 住民一人ひとりの被曝放射線量を測定、記録すること。
3) 内部被曝を測定できる方法を開発することと同時に、当面全身型の放射能測定器を書く学校や自治体に設置し、誰もがいつでも使用できるようにすることです。
こうして、放射線被曝の状態を住民に正確に情報公開することが大切ではないでしょうか。
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基準値を上げない限りほとんど出荷できない状態なのでしょう。東日本の農家全部に補償すると東電が吹っ飛ぶんですよね。小生も子供二人は名古屋にやりました。自分は宮城福島の安い野菜を食べています(笑)60歳近くでは内部被曝とか30年後など、そんなこと気にしていれません。
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