被災者支援での国の関わりの弱さ==感染症が大流行が始まる前に、被災者の生活・衛生環境の改善へ全力を!!!==
感染症流行の兆し、避難長期化、医師ら奮闘。
(日本経済新聞 2011/04/08)
東日本大震災の被災地で、インフルエンザやウイルス性胃腸炎などの感染症が流行の兆しを見せている。町中にあふれるほこり、24時間人目にさらされる集団生活とそのストレス……。避難生活の長期化が、被災者の心身を徐々にむしばむ。医薬品や設備が限られる中、避難所ではボランティアとして診療に当たる医師らの懸命の努力が続いている。
約350人の被災者が避難生活を送る多賀城中学校(宮城県多賀城市)。金沢市の病院で小児科を担当する高村昭輝医師(38)は4月4日からここで医療ボランティアとして被災者の診療に当たっている。 体育館の一角にイスと机を置き、カーテンで仕切っただけの診療スペース。午前9時半から午後4時半まで1日約50人の被災者を診療する。
現在、高村医師が最も心配しているのがウイルス性胃腸炎やインフルエンザなど感染症の流行。冬の終わりから春にかけてはウイルス性胃腸炎の流行期とも重なっており、5日に診察を受けた約50人のうち20人以上がウイルス性胃腸炎と診断された。
仕切りもなく、体育館や教室にじゅうたんを敷いただけの避難生活。暖房もわずかしかなく、教室の隙間には至る所に段ボールが張られているが効果は十分ではない。風邪をひいてしまったというある女性は「やっぱり夜は寒くてね……」とすがるような声で医師に訴える。 「1人が感染すると瞬く間に広がってしまう。一度広まれば押さえ込むのは難しい」と高村医師。
このほか、目やのど、鼻などの粘膜に異常を訴えるケースも目立つ。ライフラインが徐々に復旧、避難生活が落ち着いたことで、日中は家に戻ってがれきの撤去などに当たり、夜だけ避難所に戻る被災者が増えている。「外はヘドロが乾き、大量の砂ぼこりが舞っている。長時間の屋外作業が不調の原因だろう」 自分からは診療に来ない人も多い。1日2回の往診で初めて風邪や下痢などの症状が発覚することもしばしばだ。周囲に気を使い、おならやせきを必死に我慢する被災者らの気持ちが、病をさらに気づきにくくさせているのが実情だ。
医師を中心に、被災地でボランティアに励む医療従事者に心から尊敬と応援のエールを送りたいと思います。
まもなく被災1ヶ月になろうとしている現在、避難所での生活にも大変な疲労が蓄積されている時機ではないでしょうか。
となると、まず体の弱い小児や高齢者に対しての感染症が拡大することが容易に想像されてきます。
特に、津波の後の環境汚染が細菌やウイルスの繁殖刷る条件ともなるからです。
また、被災地での「水」の確保が心配でなりません。 水がなければ、食器洗いや様々な手洗いも不十分になりがちです。
そうしたところにウイルス感染が爆破的に流行する条件ができてきます。
さて、そうしたところに必要な事は、現在の被災地医療の中にあって、生活・衛生環境をいくらかでも改善することが前記した事を阻止するのに大切なことではないでしょうか。
そこで必要なことは、国と自治体の取り組みです。被災地は、役場そのものが大きな打撃を受けている事がほとんどです。
従って、被災地・避難施設での生活・生成環境の改善のためには、国そのものが前面に立ち、責任を持ってことの処理にあたるべきです。
現地には、地域や職業、年齢を問わず様々な人々がビランティアで、被災者の方々の支えになっています。
一方、垣根を超えた国のリーダーシップがなかなか見えてきません。
感染症の大流行が起こらぬ前に・・・・・なすべき事!!!
国の責任は重いのです!!!!!
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