タイガーマスク、伊達直人さんの気持ちがわかるか・・・菅直人首相==「贈りもの」は、社会福祉政策の貧困さの現れ== (01/12 北海道新聞)
プロレス漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物らによるランドセルなどの匿名寄付が11日も全国各地で相次ぎ、昨年12月以降、届けられた児童養護施設などは確認できただけで40都道府県を超え、90カ所以上に上った。
漫画「あしたのジョー」の主人公「矢吹丈」やドラマの「肝っ玉かあさん」、「桃太郎」を名乗る人物まで登場。贈り物も、ランドセルのほか、現金や文房具、コメ、野菜、果物、プラモデルと多岐にわたっている。
贈り物に添えられた手紙には「全国のタイガーマスクの出現に感動しました」「タイガーマスク運動に賛同します」などの記載がみられた。兵庫県の児童養護施設前に置かれたランドセルには「矢吹丈」の名前で「そろそろ俺の出番かな」と書かれた便箋が添えられた。
全国の児童養護施設に届けられるたタイガーマスクこと伊達直人さんからの贈り物・・・
小学校の入学期を控えて、養護施設で生活する3万人以上の子供たちに少なからぬ励ましをもたらしている事に間違いありません。
競争原理が闊歩し、ややもすれば弱肉強食野道に流れやすい今の時代にあって、互いに思いやる気持ちを行為に表すこうした「贈り物」は、人間の優しさを再確認するきっかけを与えてくれました。
しかし、政府・関係閣僚がこれに便乗して、「微笑ましい」などとコメントするとしたら、それは本末転倒というものではないでしょうか。
まず、どうしてこのように直接「贈り物」を届けざるを得ないのかを考えるべきなのです。
今日の政治状況の下で、私たちが納める税金の使われ方が、庶民の苦しい生活を援助するものではないことです。
さらに追い打ちをかけるように「消費税増税」政策で、庶民の生活の明日が見えなくなっているのです。
こうした中で、真面目に納めている税金が、本当に国からの助けを求められているところに回る保障がありません。
であれば・・・・直接、その元へ届けた方が・・・・・という気持ちになるのも当然かもしれません。
裏を返せば、国と自治体の貧困な社会保障政策の現れであることは言うまでもありません。
児童養護施設のみならず、全国の様々な場所で求められる援助を根本的に解決するためには、国の政策を財界・お金持ち向きから国民本位に転換する必要があります。
民主党内の「抗争」に明け暮れている菅直人首相には、タイガーマスク=伊達直人さんの真意を理解することができないかもしれませんが・・・・。
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