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知知里幸恵さん登別に眠る==「知里幸恵 銀のしずく記念館」がオープン==先住民族の存在と理解を!!!==
登別に「知里幸恵 銀のしずく記念館」がオープン
2010920日(月)室蘭民報 朝刊】
NPO法人知里森舎(横山むつみ理事長)が建設した「知里幸恵 銀のしずく記念館」が19日、幸恵の生誕地・登別市登別本町2にオープンした。関係者がテープカットなどを行い、全国各地から善意が寄せられて建設された同館の開館を祝った。
  知里森舎は、アイヌ神謡集を著した幸恵の功績を伝える同館の建設に向けて、2002年から募金活動に取り組み、2500人以上の人々が協力した。木造2階建てで、神謡集の初版本やノート、日記、手紙など幸恵に関する資料約300点のうち約70点を展示しているほか、研修室も設けている。

 オープニングセレモニーは雨のため館内で行われた。館長を務める横山理事長が「銀のしずく(雨)が降る中でのオープンとなった。多くの方に支援していただき、ありがとうございます」とあいさつ。

 来賓の加藤忠・北海道アイヌ協会理事長が「多くの人が記念館を訪れ、幸恵が伝えたアイヌ民族文化を見てもらいたい」、小笠原春一・登別市長も「記念館は幸恵の品を展示するだけではなく、人々が理解し合える調和の場。この登別から発信していきたい」と祝辞を述べ、石橋秀規・胆振総合振興局長が、高橋はるみ知事のメッセージを読み上げた。

 横山理事長らがテープカットをして開館。訪れた人たちは、幸恵が両親にあてた書簡や小学校の卒業証書、金田一京助から送られてきた手紙といった約70点の展示品をじっくりと鑑賞し、「幸恵さんは美しい字を書く人」などと感想を口にしていた。

 横山館長は「来た人が憩える文化施設として継続していければ。幸恵を中心にしながら、アイヌ民族文化に関心を寄せるきっかけづくりをしたい」と話している。

 同館の開館時間は午前9時半~午後4時半(入館は午後4時まで)で、入館料は大人500円、高校生200円、小中学生100円、登別市内在住者250円。休館日は火曜日(10月から)と年末年始。電話・ファクスは0143・83局5666番。きょう20日は、登別市民の入館料が無料となる。
(有田太一郎)

 

北海道、日本の先住民族であるアイヌの民族文化を伝えようとして命尽きた知里幸恵さんについて、その業績や思いを後世に伝える事の重要さは、言い尽くすことはできません。

先日、9月17日に生誕の地である北海道登別市に「知里幸恵 銀のしずく記念館」がオープンしました。

それに向けて、作家の池澤夏樹氏が中心となり様々な分野から建設資金が集められ、このたび開館にこぎつけたとのことでした。

私は、当日所用のため参加できずにいたところ、建設呼びかけ人であり童話作家の加藤多一氏にさんに誘われて、念願の「記念館」を訪れることができました。 

その周囲は、現在宅地化が進んでいるとはいえ、周りの樹木など何となくアイヌの人々が生を受け、生活を営んだ「風」が吹いてくるようでした。

喧噪の札幌から車で小一時間ですが、せっかちな私を落ち着かせてくれる「風」があるような気がしてなりませんでした。

さて、様々な展示物を見て一番驚いたことは、その昔(明治時代)、函館に「土人学校」というアイヌの人々の通う実業学校の存在していたことでした。

江戸時代から明治にかけて、北海道開拓使の名のもとに屯田兵や移住者の手で開拓されてきた北海道。

しかし、そこには先住民族であるアイヌの人々が暮らしていた事実を以前は教えられず、「土人」という名で差別と同化政策が強行されてきたのです。

こうした歴史的事実を知させるだけでも「記念館」の存在価値は充分に余ることだと思いました。

同時に、知里幸恵さんの短い生涯の中で貫かれたアイヌとしての誇り、またアイヌそのもの存在を世に知らしめようとする努力にただただ脱帽の思いでした。

文字のなかったアイヌの伝承を発音を独学のローマ字で拾い、それに対して和訳を添えると言う仕事を明治時代にやりと遂げたのでした。

北海道在住のかたは是非一度、他の方は北海道旅行の際にでも「記念館」にお立ち寄り頂けると幸いです。http://ginsizuku.exblog.jp/

PS:

1)       登別駅前のプチレストラン「道」のカレーが美味しかったです。

2)       「記念館」友の会(会費,年二千円)に入りました。皆さんの参加されては如何でしょうか。

3)       そこで、高校で日本史を教わった林恒子先生にお会いした。全く偶然でした。

4)       帰りに、加藤多一さんが無農薬キャベツと絶景な長沼町の夕陽をおなかいっぱいごちそうしてくれました。      

感謝です!!!!

次回計画している「記念館」行は、何に逢えるのか今から楽しみです。

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