[多][文]歴史は眠らない「[新]沖縄・日本400年」
チャンネル: 9ch : NHK教育
放送日時: 6月29日(火) 22:25-22:50
Gコード: 5555610[詳細]
◇歴史は眠らない◇
さまざまな苦しみを抱える沖縄の400年の歴史を、東大大学院教授の小森陽一氏と共にたどる4回シリーズ。
1回目は「"琉球"と"日本"の激突」を送る。大航海時代の到来で、明との貿易ルートが犯され始めた琉球王国は、経済的に薩摩に依存せざるを得なくなっていた。
琉球国王の尚寧は島津氏の介入に対し、宗主国の明との関係を保つことが王国の存立意義と見なして明との同盟強化を画策し、密使を送るなどの外交戦略を展開。
しかし、島津氏による武力制圧を招き、尚寧は江戸に連行された。幕府の威を借りた島津氏は琉球の検地などを強行し、王国の自主性を否定する起請文を突き付けた。
その後、幕府は明との貿易拠点として利用するため、表向き琉球に対し日本風俗の禁止を行うなど異国扱いしながら、薩摩を通じて幕藩体制に組み込んでいった。
沖縄の苦難の根源は/29日から「歴史は眠らない」
NHK教育
400年の歴史さかのぽり探る/語り手は小森陽-さん
NHK教育の「歴史は眠らない」(火、後10:25)は29日から4回シリーズで「沖縄・日本400年」を放送します。
普天間基地問題に代表されるように、沖縄はさまざまな苦しみを抱えています。その苦しみの根源、沖縄の人々の思いを、400年の歴史をさかのぼって探っていきます。
語り手は小森陽一東京大学大学院教授。
江戸時代、幕府の威を借りた薩摩藩が武力によって琉球王国を攻略したことから、今に続く琉球(沖縄)の関係は始まります。薩摩は琉球を明との交流の道具として利用しようとする一方、「異国扱いしながら江戸上がり」を強要するなど、幕藩体制に組み込んでいきます。
明治になって、日本は、清に服属し薩摩にもしたがっていた琉球の「処分」を開始します。1875年、一方的に王国の解体、沖縄県の設置を通告。琉球は必死の抵抗を試みますが、武力を背景にした威圧により首里城を明け渡し、王朝は滅亡します。
沖縄の人々を同化しようとした無理が戦争の中であらわになります。太平洋戦争末期の沖縄戦で、県民の意識は、日本軍への期待から、絶望的な幻滅に変わっていきます。
戦後は米軍の直接統治のもと軍事要塞(ようさい)化がすすめられます。県民のたたかいの中、本土復帰が勝ち取られますが、日本政府の思惑で、米軍基地はほとんど残ったままでした。
番組は、沖縄が苦難の歴史を背負うにいたった出発点と、どのように受け継がれてきたのかを、日本とのかかわりでみていきます。=========================
これまで、「貧困問題」など社会的にも重要な課題を歴史的に掘り下げてきたこの番組が、今回は「普天間問題」でゆれる沖縄を扱います。
様々な「案内人」がその人の考え(個性)で問題を掘り下げるのも興味深いところです。
今回は、日本近代文学史を専門としながら、憲法「九条の会」事務局長を務める『行動する文学研究者」の小森陽一氏の登場なのですから番組の展開が楽しみです。
沖縄といえば、最近は普天間など「基地問題」がローズアップされますが・・・ここは一度、「原点」に立ち返る意味でも沖縄の歴史を振り返ることは意義のあることではないでしょうか。
先ずは、400年前「島津の侵攻」から学びが始まります・・・・・。
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