医療の規制改革、方向性を6月までに提示

(2009.04.05キャリアブレイン)

 

  政府の行政刷新会議の下に設置した規制・制度改革に関する分科会(分科会長=大塚耕平・内閣府副大臣)は45日、「ライフイノベーションWG(ワーキンググループ)」の初会合を開催した。同WGでは、医療分野の規制改革に関する検討項目について5月に結論を取りまとめ、同分科会に報告する予定。同WGで主査を務める田村謙治・内閣府大臣政務官は冒頭のあいさつで、「6月までにある程度の一定の方向性を付けるのが1つの大きな区切り」と述べた。
 同WGの委員は、医療の専門家やジャーナリスト、有識者など11人で構成。
 初会合では事務局が、保険外併用療養(いわゆる混合診療)の原則解禁一般用医薬品のインターネット等販売規制の緩和医行為の範囲の明確化-など13項目の検討テーマを示し、これについて意見交換した。
 WG終了後、田村主査は記者団に対し、「かなり多くの委員から、政府としての医療政策全体の思想やグランドデザインが最初にあって、それを基に個別の項目についてどこまで実際に進めていくのか考えるべきだとの意見が出た」と述べた。その上で、どのような視点から医療分野の規制改革に取り組むかについて、委員の意見を踏まえた議論のたたき台を次回のWGで提示する考えを示した。
 さらに、医療政策の全体像などについては「民主党のマニフェストに連動するとの考え方もある」と述べ、マニフェスト作成に携わる委員会などと連携するほか、国家戦略室と相談する必要性も指摘した。
 事務局は、関係省庁に対して検討テーマの現状や今後の対応方針などを49日までに回答するよう依頼している。WGではその回答を踏まえて議論し、意見を取りまとめる方針だ。 次回会合は来週中旬に開かれる予定。

規制・制度改革に関する分科会が動き出しました。

その内容も、「混合診療の原則解禁」「医薬品のネット販売」「特定看護師制度」など、国民皆保険制度の否定や日本の医療制度の「アメリカ化」とも受け取れる、新自由主義的構造改革そのものが羅列されています。

昨年の「政権交代」後でも、それまでの医療政策が基本的に継続されている事が充分伺われます。

特に、「混合診療」の解禁は、国民皆保険制度破壊の第一歩と一途けられていると同時に、アメリカ財界からの執拗な要求であることがわかります。

オバマ米大統領の下で行われているアメリカの医療改革で利益低下がまぬがれないアメリカ医療保険産業がその失地の挽回を狙って、「対日要求」を激化させることもあるのかもしれません。

その一つの現れが依然として続けられる「混合診療の解禁」要求ではないでしょうか。

鳩山内閣が、こうした経過を「無視?」して、平然と「分科会」の議題として提案してくるとは・・・・「後期高齢者医療制度廃止」の公約を先延ばしにして、事実上公約違反となっている鳩山政権としては、当然の事なのかもしれません。

それにしても、財務・厚労省の中にめぐらされている構造改革路線の網の目は、たった一度の「政権交代」では、全く無傷と言ってもいいのかも。

永らく続いた自公政権により崩壊の危機に追い込まれた日本の医療を再生させるためにも、それこそ「執拗な反撃」を絶えることなく加えてゆくことが何よりも大切であることが痛感させられます。   

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ただ、“生きる”ためなら降伏を、だが、“存在する”ためには戦いをー

 

  ナチス占領下のデンマークを舞台に、過酷な運命に翻弄(ほんろう)されながらも戦い抜いたレジスタンスの闘士フラメンとシトロンの実話を描く感動作。

本国デンマークで国民の8分の1を動員し、デンマーク・アカデミー賞で5部門を受賞。

フラメンとシトロンを『天使と悪魔』のトゥーレ・リントハートと『007/カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセンが演じている。

デンマーク映画史上最大級の製作費をかけた壮大なスケールと、真実ならではの説得力ある感動が味わえる。 

(ストーリー)第二次世界大戦末期、打倒ナチスを掲げる地下抵抗組織<ホルガ・ダンスケ>その組織の一員であるコードネーム、フラメンとシトロンの任務は、ゲシュタポとナチに寝返った売国奴の暗殺だった。 確固たる信念のもと任務をこなしていく2人だが、ある標的と対峙した時“何かがおかしい”と、初めて暗殺をためらってしまう。更に、フラメンの恋人であるケティへスパイ容疑がかかり、暗殺命令がくだったことで、組織に対する疑念は急速に膨らんでいった。組織、そしてケティさえも、本当に信じることができるのか? 誰が敵で誰が味方か、疑心暗鬼にさいなまれ苦しむ中、フラメンとシトロンは危険な立場に追い詰められていく。自分たちがしていることは正義なのか? 何のために戦っているのか? 己の果てを悟った2人がそれぞれ選択した驚愕の結末とは――。2008年度デンマーク・アカデミー賞5部門受賞作品。デンマーク史上最大級の製作費をかけ、実在した2人のレジスタンスの生き様を壮大なスケールで描く。

 

  久しぶりに、「骨のある」映画を見ることが出来ました。

 10数年前の訪欧の際に、コペンハーゲンに立ち寄った時、私の印象に強く残っていたのは、観光スポットの「人魚姫の像」やチボリ公園よりも、戦争記念碑や第二次大戦戦争記念館でした。

 そんな個人的な経験もあり、映画「誰がために」を楽しみにしていました。

 この映画は、第二次世界大戦末期に、小国デンマークにおける反ナチ地下抵抗組織を舞台にしたフランメンとシトロンの実話です。

 戦争の中で翻弄される友人・家族・恋人との関係・・・・

 実際にデンマークで起きた反ナチ抵抗運動の中での事でした

第二次世界大戦下で、ナチスによる過酷なまでの弾圧、生と死の間をくぐり抜けながら、レジスタンス運動を続ける若干23歳のフラメンと」その11歳年上のシトロンの関係は、友情の範囲だけで語りきる事の出来ない、深く、豊かな「人間関係」を感じ取ることが出来ました。

 戦争による様々な被害があります。

人間の精神構造も含めて全てを破壊しつくすのが戦争であることをこの映画は訴えています。

 他人を簡単に信じることが出来ないあの時代の「特殊な状況」の中での出来事ですが、現代に置き換えることも不可能ではないかもしれません。

 また、わが国の映画界でも、こうした自由への飽くなき希望を本筋とした作品の登場を心から願ってやません。  

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