

とてつもない地震が、最貧国と言われているハイチを襲いました。
地学的物理的強度は、阪神淡路大震災と同程度とのことですが、ハイチがこれまで抱えてきた「歴史と現状」から、被害の規模がまさに歴史的な悲惨さを招いてしまいました。
その社会的な教訓を引き出すことは自明なこととしても、まず第一にすべき事は、世界中からの出来る限りのことを現地に届ける国際支援を直ちに実行することです。
日本の立ち上げは遅い感じがします、先ずは調査などではなく、調査をしながら、とりあえず直ちに救急医療も含めて、支援・救援を実施出来る体制をいつでも整えておくべきです。
余録:ハイチ大地震
(毎日新聞2010年1月15日)
カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島は、その西3分の1をハイチ、東をドミニカ共和国が占める。昔、島の特徴を国王から聞かれたある提督は1枚の紙をくしゃくしゃに丸めて広げ、それを指して言った。「陛下、これがイスパニョーラ島でございます」
▲実際、島は海抜2000メートル級の峰が連なる中央山脈をはじめ、いくつもの険しい山脈が入り組む複雑な地形をなしている。しわくちゃになった紙のような地勢は、それを太古からの時間の中で作り上げた巨大な力のせめぎ合いを連想させる
▲そんな力の一つが突然目を覚ましたのか。ハイチの首都近郊を震源とするマグニチュード7の大地震だ。複数のプレート(岩板)がせめぎ合うこの一帯だが、ハイチには約200年間大地震はなく、ひずみが蓄積されていたとの見方もある
▲被害の大きい首都からは、がれきの下で聞こえる泣き声や、路上に放置された子供の遺体、夜も雷鳴のようにとどろくビル崩壊音など、凄惨(せいさん)な報告が伝えられる。政府要人からは被災者は300万人、死者は10万人以上との推測も出ている
▲独裁や政情混乱、米州最貧国という経済・社会の惨状に苦しむ国民を襲った大規模地震だ。「山の向こうはまた山」はうち続く苦難を国土の姿になぞらえたハイチのことわざだ。貧者や弱者をことさらさいなむ災害の無慈悲には言葉を失う
そうだ!!ハイチの地震被害は、「他山の石」ではないのだ!!
国土が似ている日本に住む私たちは、ハイチの人々により一層心を寄せるべきなのです。
そして、いずれ日本を襲うかもしれない地震の備えを構築しなければなりません。
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