昨年同期より445人多く、1か月を残し3万人を超えた。年間の自殺者が3万人を超えるのは12年連続となる。
同庁によると、男女別では、男性が71%の2万1566人、女性が8615人。11月について見ると、都道府県別では東京都が最も多く240人、次いで神奈川県143人、大阪府137人。最も少なかったのは徳島県の8人だった。
今年の自殺者は1月から8月まで8か月連続で前年同月を上回り、過去最悪だった2003年並みのペースで推移していた。9月以降、減少に転じたが、長引く景気の低迷で、年末から年度末にかけて、失業者を中心に自殺者が増える恐れもあり、内閣府の自殺対策緊急戦略チームが相談窓口の拡充など対策を進めている。
悲しい記録が、また更新されてしまいました、年間自殺者が3万人以上・・・・・。
長引く不況が、経済問題を社会問題そのものへと「発展」させられた結果であることが指摘されています。
突然の解雇とその後の生活への見通しのなさが、人生の立て直しへの出発に結びつけることが出来ないのが今日です 自ら生命を断つ事が、実は「自ら生命を断たされる」事ではないかと思わせる事もあります・・・・つまり、自殺に追い込まれてしまうのです。
「追い込まれる自殺」・・・・これを単に「自殺」と言ってもいいものか・・・・
広義の「他殺」=「殺人」と言っても言い過ぎではないかもしれません。
人を「自殺」に追い込む社会的要因で外的要因とすると・・・・・・内的要因の中は、家庭問題が含まれることがあるかも。
しかし、それも今日では社会的要因と密接に関連しているのが特徴ではないでしょうか。
こうして、内的・外的要因でがんじがらめになって、いわば「八方ふさがり」の状態になって行く人・・・・・
そういうとき、最終的に大切なのは、周囲との「繋がり」・・・・。
人間を孤立させないこと、孤立から引き上げること・・・。
今の社会で、私たちの周りでは、「孤立」に陥る機会がすぐそばにごろごろしています。
職場がダメでも、社会が・・・・社会がダメでも、友達や家族が・・・・。
以前は、人間の存在を認め合う数多くの集団(コミュニティー)が重なり合って社会が成り立っていたような気がします。
今では、その小単位のコミュニティーが、ひとつひとつ破壊され、消滅しながら、個人個人が連帯から孤立への状態へ置かれるようになっています。
そのような状況の時に、世界同時経済不況が新自由主義的競争社会で薄く・脆くなっている社会を直撃してきました。
「他人にはかまっていられない」競争社会が進行中です。
毎日、100人以上の人たちが「自殺」してゆくこの日本社会を、来年こそは住み良い社会への一歩としてゆきたいものです。
「孤立」から「連帯」へ、日本社会の再構築が必要ではないでしょうか。
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