(2009年12月9日 読売新聞)
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、庁舎内に掲示していた職員人件費の張り紙をはがした係長の男性(45)を懲戒免職処分にした問題で、市は男性に期末・勤勉手当(ボーナス)を支給しない方針を決めた。
市条例の規定では、市は男性が処分前に勤務した約60日と、鹿児島地裁が処分の効力停止を決定した後の約40日の計約100日分について、支払い義務がある。男性の代理人弁護士は「行政の長が法律を無視している。法治国家にあるまじき行為」と非難している。
市総務課によると、冬のボーナスは「一般職に属する職員の給与に関する条例」に基づき、6月2日以降の勤務状況に応じて今月10日に一斉支給される。
竹原市長は、張り紙をはがした男性の行為を「行財政改革を支持する市民への挑戦」として、7月31日付で懲戒免職処分にした。
だが、男性は6月2日から処分日までは通常通り勤務。さらに、鹿児島地裁が10月21日付で処分の効力停止を決定した後は、職員としての身分が法的に認められている。このため、条例に従えば、約100日分の約50万円が支給される計算になるという。
市は地裁の決定を不服として即時抗告したが、福岡高裁宮崎支部は4日付で棄却した。しかし、市長はこれまで「復職させた場合、他の職員と一緒になって市長の命令に背くようになる」として司法判断を受け入れず、男性の職場復帰を認めない上、給与も支払っていない。
男性は同地裁の決定後、市役所に出勤して働く意思を示しているが、市は門前払いを続けている。男性は市を相手取り、未払い給与を請求する訴訟を地裁に起こしており、ボーナスが不払いの場合、同様に請求する訴訟を起こす予定。
男性の代理人を務める増田秀雄弁護士は「度重なる司法判断を無視し、復職を認めない市長の行為は、行政の長として許されない」と批判。自治労鹿児島県本部の高橋誠書記次長は「市長自らが条例を守らないのであれば、阿久根市は治外法権を宣言しているようなものだ」と話している。
かねてより、障害者を侮蔑し、優性思想?を何とも思わない竹原阿久根市長ですが・・・・今度は、職権を振りかざして元係長さんへのボーナス不支給という嫌がらせを続けているのです。
「張り紙はがし」に対しては、その司法判断でも懲戒免職の効力停止を決定しているのにもかかわらずです。
司法の決定が自分の意志とは真逆であっても、司法判断に従うのが地方行政を預かる市長の立場ではないでしょうか。
そうしたことに挑戦するかのように、敢えて「懲戒処分」を続行する竹原市長を許すことは出来ません!!
(2009年12月3日 読売新聞)
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログ(日記形式のホームページ)に「高度医療が障害者を生き残らせている」などと、障害者の出生を否定するような独自の主張を展開している。
障害者団体は反発、市議会でも追及の動きが出るなど波紋が広がっている。
ブログは11月8日付。深刻化する医師不足への対応策として、勤務医の給料を引き上げるべきだとの議論に対し、「医者業界の金持ちが増えるだけのこと。医者を大量生産してしまえば問題は解決する。全ての医者に最高度の技術を求める必要はない」と批判。そして、「高度な医療技術のおかげ」で機能障害を持ち、昔の医療環境であれば生存が難しい障害児を「生き残らせている」などと述べ、「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」と主張している。
知的障害者の家族でつくる「全日本手をつなぐ育成会」(本部・東京、約30万人)の大久保常明・常務理事は「人類繁栄のため、優れた子孫だけを残そうとするかつての優生思想そのもの。
命の重さを踏みにじり、公人の意見とは思えない」と批判。阿久根市身体障害者協会(約1050人)の桑原祐示会長も「差別意識も甚だしい」と反発、役員会で対応を協議し始めた。
同市議会の木下孝行市議も市長に説明と謝罪を求め、14日から始まる市議会一般質問で追及する。
一方、11月8日のブログでの「障害者侮蔑発言」では、「優性思想」丸出しで、医学の進歩と医師の努力に対して、「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」と言って、自己の人間観?の一部とでも言うものを表明しています。
障害者を侮蔑すると同時に、医師・医療問題へも勤務医の実状も知らない、医学の進歩への評価方法もさだかではない「市長さん」が軽々しい発言は、慎むどころか、関係者への「謝罪」に値する内容です。
私が阿久根市民であれば・・・・・・「竹原市長リコール」運動を立ち上げたいぐらいです!!以下に、該当する竹原氏のブログを添付しておきます。
| ■2009/11/08 (日) 医師不足の原因は医師会 |
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