【11月26日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は25日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)でのユダヤ人入植地建設について、10か月間凍結すると発表した。この発表に、米国は停滞している中東和平交渉の進展に寄与するとして歓迎する姿勢を示したが、パレスチナ自治政府側は、不十分だとして否定的な立場を示した。
きわめて当然なパレスチナ側からの意見です。
イスラエルが、新規入植地を凍結すると言ってもすでに着工されている入居地は野放しのままです。
さらに、入植地をめぐりイスラエルが実施しているのは、パレスチナの『軍事支配』であることは衆知の事実です。
また、東エルサレムの併合=軍事占領も国際社会からは、違法と見なされているのです。
そうした「国際法違反」をそのままにしておいて歓迎の意を表明するアメリカの弱腰な姿勢は、やはり「イスラエル主導」を見る思いです。
イラクからアフガンに続く「イスラム問題」は、いずれパレスチナを中心とする中東世界の問題へ、再度発展するに違いありません。
イスラエルの不条理な暴力と占領に対して、国際的監視とパレスチナへの励ましが大切です。
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(2009年11月25日 朝日新聞)
外務省機密漏洩(ろうえい)事件を題材にした「運命の人」で毎日出版文化賞特別賞を受けた作家の山崎豊子さん(85)が25日、東京都内で開かれた表彰式に車いすで登場した。自宅の堺市からの上京を主治医に止められるほど体調は悪く、最近は公の場に出ることは少ない。
「私の青春を返して」と振り絞るように作家の原体験を語った。 「この年まで書き続けてこられたのは、学徒出陣と学徒動員のためでした。(軍需工場に動員中)さぼってバルザックの小説を読んでいるのを見つかって、将校に平手打ちを食いました。そのとき私の書く方向がはっきりと決まったのです」
もう45年以上前に出された「白い巨塔」以来、その時々の社会問題に強烈な問題提起をしてきた山崎豊子さんが語りました。
しかも、青春の原体験を交えてのことでした。現在、映画では「沈まぬ太陽」、TVでは「不毛地帯」が好評を博しています。
先日拝見した映画「沈まぬ太陽」では、主人公の恩地元氏演じた渡辺謙さんは、自ら出演を山崎さんに頼み込んで実現したそうです。(TV,「徹子の部屋」で語る)
その恩地元氏の人生に対する正直な生き方と、それに対する「日航」の理不尽な人事政策と会社の経営方針。
今日の「日航」が直面している経営困難が、実は、20年も30年の前にその源流のあることを如実に物語っています。
今回の「沈まぬ太陽」は、「日航」が題材になっているとはいえ、当時同じような経営・人事政策は無数にありました。
その代表は、「国鉄民営化」でありました。また、食品偽造問題を契機に破綻した「雪印食品」や日産自動車などの人事・労務政策は、ある意味、「日航」を上回るような熾烈なものであったかもしれません。
一方、中国の残留孤児を題材にした「大地の子」も涙なしには読めないほどの内容でした。
山崎さんの小説の題材が、戦争中にあることが多いもの、こうした「戦争中の原体験」が基礎になっていたのも充分うなずけるものです。
現在、体調が優れないとの報道ですが、一日も早く回復され健筆がふるわれる事を願って止みません。
今度は、ご自身の体験を元にした内容も読みたい気がしています。
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