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米上院:F22追加調達費の削除法案を可決

 【ワシントン小松健一】

米上院は21日の本会議で10会計年度(09年10月~10年9月)国防予算の大枠となる国防権限法案から、最新鋭ステルス戦闘機F22の追加調達費を削除する法案を賛成58、反対40で可決した。下院本会議は既に追加調達を盛り込んだ法案を圧倒的多数で可決しており、9月にも上下両院が法案を一本化する調整を行う。 

上院軍事委員会は先月25日、7機分の追加調達費(17億5000万ドル)を盛り込んだ法案を可決した。

これに対し、F22の生産中止を表明しているオバマ大統領が拒否権発動の方針を鮮明にし、同委のレビン委員長(民主)と共和党筆頭理事のマケイン議員が追加調達の削除法案を共同提出していた。

【関連記事】米下院:「F22増産」を可決 オバマ政権との対立激化

毎日新聞 2009722日 1128

 

 「無駄遣い」

(卓上四季 北海道新聞7月19日)

不況で収入が減り、家庭では安売りチラシとにらめっこの毎日。なのに国は税金をムダにしている-。先ごろの世論調査でこんな国民の思いがくっきり浮かび上がった

政治の現状に不満を持つ人が8割に上り、理由は「税金の無駄遣い」が63%で断然トップ。国の補正予算で117億円が「アニメの殿堂」についたと聞けばなおさらだろうが、ではこちらはどうか

防衛省が航空自衛隊の次期主力戦闘機に、最も欲しがっている米軍の最新鋭機F22。「世界最強」の呼び声だが、値段は1機百数十億円。日本向けに輸出するなら開発費などを含めて300億円超との推定もあるそうな

これを何十機も導入するほど国の台所が豊かだったとはついぞ知らなかった。そもそもF22は当の米国でさえ高コストが嫌われている代物。オバマ政権は同機の調達打ち切りを決め、対日輸出も認めていない

なのに日本政府がおねだりするようで見苦しくもある。オバマ氏はミサイル防衛(MD)の推進にも慎重という。潮流の変化を見ずに、冷戦思考を引きずるようでは専守防衛の旗印が泣く

国民の汗がにじんだ税金だ。政府は使い道を心せねば。教育や医療福祉などに限られた財源をどう配分するか、それが政治の腕の見せ所だろう。野党案では、廃止された生活保護の母子加算復活に必要な予算は200億円足らずだ。F22の1機分にもならない。

 アメリカでは、オバマ大統領が「核兵器廃絶」に続き、「軍事費削減」に舵を切ってきました。

強大な軍需産業を擁しているアメリカなので、簡単には進まないかも知れませんが、いつかは、誰かがはじめなればならない課題であることは確かです。

下院では「F22増産」を可決されていましたが、オバマ氏は、拒否権発動を行使する決意で望んでいるものです。

米軍事費削減のあおりで、「日本からの思いやり予算」が増額されているという見方もありますが、世界の流れは確実に軍縮の道へ歩みだしています。

さて・・・日本はどうするのか!!

今度の総選挙でも、医療や社会福祉、暮らしや教育への「財言論」が盛んに争点化?されようとしています。

日本の防衛費のあり方についても、是非論議してほしいものです。オバマアメリカのように!!!

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