エジプト政府による新型インフルエンザ「対策」が物議を醸している。三十万頭という国内の豚すべてを殺してしまうという。多数派のイスラム教徒には、豚が「不浄な動物」とされることも背景にあるようだ。キリスト教徒や飼育業者が反発している
▼豚から人に感染することはまれだ。豚肉を普通に食べても問題はない。だから国連食糧農業機関(FAO)も、エジプト政府の対応は「誤りだ」と言っている。国ぐるみのパニック、過剰反応なのだろう
▼よくわからない不安があると、目の前の何かに責任をかぶせたくなる。人の歴史に時々みられることだ。異端を排除する魔女狩りがあったように「豚狩り」が起きてしまう
▼誤解はエジプトに限らない。風評被害を防ぐために、世界保健機関(WHO)は「豚インフルエンザ」という呼び方を、「インフルエンザA型」へと改めた。日本政府は法律に基づき「新型」としている
▼日本国内に感染者が広がった際の社会の反応も気になるところだ。感染者は病気をうつされた立場なのに、責めるような言動があってはなるまい。それでは「患者狩り」だ
エジプト政府による「豚狩り」と言うものに対して、同じような危惧を抱くのものの1人です。
「新型インフルエンザ」として、世界的な流行を防ぎ、有効な手だてを打ち立てるためにも、各国の適切な対策が要求されているところです。
そうした中でのエジプト政府の「豚狩り」の事態です。科学的根拠もなく、「豚インフルエンザ」なる呼称から豚に原因があるとの短絡的な発想を持ち、では、国内の全ての豚を殺す・・・・。
あまりにも不必要な危機意識を煽りすぎるのではないでしょうか。大切なことは、正確な危険度の認識を国民に徹底させることです。
我が国においても、舛添大臣をはじめ政府・厚労省の冷静な、しかも素早い、徹底した予防治療体制の構築が望まれています。
また、国内の医療体制が未熟であったり、症状が発症しても経済格差のために医療機関への受診が遅れる事は、開発途上国のみならず、無保険者がおおいアメリカでも見られているのかもしれません。
WHO をはじめとして、国連機関は、「新型インフルエンザ」が多発している国と地域に、重点的に人的貢献も含めた技術・財政援助を直ちに開始すべきではないでしょうか。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (166)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
| 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
| 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く