世界同時不況が進行する中、1週間前に、フランスでは労働組合が、サルコジ大統領の経済政策に対して、ゼネストが行われました。
サルコジと言えば、フランスの中でも「新自由主義的」経済政策を掲げて当選した大統領です。
現在の国際的経済上状況では、国民が要求する社会的セーフティネット確立など、サルコジ政策とぶつかることは容易に想像できます。
それにしても、フランスの労働者たちの怒りと要求を表示する方法が率直で、勢いのあることに感嘆してしまいます。
それに比べ、日本の労働者の大人しいこと・・・・・
全国的に広がっている「派遣村」行動にしても、まだまだ始まったばかりです。これこそ正規雇用の人々も含めて全国の働く人々が、意思表示に立ち上がっても良さ様なものなのに・・・。
「西松巨額献金問題」なども含めて、日本の政治がなお一層混迷状態になっているとき、労働者・学生たちが、もっと騒いでもいいような気がしてなりません。
以前、こんな経験があります。
南フランス、モンペリエ市にある整形外科病院で、脊椎外科が専門であるDr.Marneyの手術を拝見している時でした。
ちょうどその日、ガソリン代値上げ反対を掲げて、モンペリエ市内のタクシーがストライキに入りました。
市内の移動にタクシーを使っていた私は、気が気でなかったのですが、一緒に手術に入っていたフランスの研修医たちは、何故かは分かりませんが「ストライキ、ストライキ・・・・」とさかんに喜ぶ様子で話していました。
私は、Dr.Marneyのはからいで、移動手段を確保できましたが、働く人々の権利を当たり前のように受け入れる「研修医」たちの表情に、すがすがしさというか逞しささえ感じたことを思い出しました。
そういえば、同じ時期に卒後研修条件の改善を要求して、ストライキに入ったのもフランスの研修医でした。
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 |