フランス全土でスト突入、サルコジ大統領の景気対策に労働者の不満爆発

20090319 20:50 発信地:パリ/フランス
319 AFP】フランスの各労働組合は19日、ニコラ・サルコジNicolas Sarkozy大統領の経済政策に抗議し、全国規模でのゼネストに突入した。

 2010年まで続くとみられる景気後退にフランスや欧州各国が苦慮するなか、相次ぐ失業や工場閉鎖に労働者らは怒りを募らせている。フランスでは1月にも、大規模なストがあったばかりだ。

 労働組合および左派政党は、賃金引き上げやより幅広い雇用セーフティネットを求め、フランス全土200か所でデモを計画しており、100万人以上の参加を見込んでいる。

 フランスでは失業者数が200万人を越えるという状況のなか、経済危機への緩和対策として、各労組は最低賃金の引き上げ、富裕層への課税強化、公共部門の雇用縮小計画の廃止などを、サルコジ大統領に要求している。(c)AFP/Emma Charlton

 

世界同時不況が進行する中、1週間前に、フランスでは労働組合が、サルコジ大統領の経済政策に対して、ゼネストが行われました。

 

 サルコジと言えば、フランスの中でも「新自由主義的」経済政策を掲げて当選した大統領です。

 

 現在の国際的経済上状況では、国民が要求する社会的セーフティネット確立など、サルコジ政策とぶつかることは容易に想像できます。

 

 それにしても、フランスの労働者たちの怒りと要求を表示する方法が率直で、勢いのあることに感嘆してしまいます。

 

 それに比べ、日本の労働者の大人しいこと・・・・・

全国的に広がっている「派遣村」行動にしても、まだまだ始まったばかりです。これこそ正規雇用の人々も含めて全国の働く人々が、意思表示に立ち上がっても良さ様なものなのに・・・。

 

 「西松巨額献金問題」なども含めて、日本の政治がなお一層混迷状態になっているとき、労働者・学生たちが、もっと騒いでもいいような気がしてなりません。

 

 

 以前、こんな経験があります。

 

 南フランス、モンペリエ市にある整形外科病院で、脊椎外科が専門であるDr.Marneyの手術を拝見している時でした。

 

 ちょうどその日、ガソリン代値上げ反対を掲げて、モンペリエ市内のタクシーがストライキに入りました。

 

 市内の移動にタクシーを使っていた私は、気が気でなかったのですが、一緒に手術に入っていたフランスの研修医たちは、何故かは分かりませんが「ストライキ、ストライキ・・・・」とさかんに喜ぶ様子で話していました。

 

 私は、Dr.Marneyのはからいで、移動手段を確保できましたが、働く人々の権利を当たり前のように受け入れる「研修医」たちの表情に、すがすがしさというか逞しささえ感じたことを思い出しました。

 

 そういえば、同じ時期に卒後研修条件の改善を要求して、ストライキに入ったのもフランスの研修医でした。

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