(配信元のACTは、キリスト教諸派が加盟している自然災害、紛争などの人道支援を行っている団体です。)
「ガザの状態は刻々と悪くなっている。昨日は、空襲による炸裂した爆弾の破片で傷を負った17人を治療した。
負傷者の大半は家に居た市民である。
この地域には他にも多くの負傷者が居るが、家に閉じこめられ、食料も、水も、電気もなく・・・。 彼らのところに行こうにも行けない。
傷ついた人たちが病院にたどり着くと、処置し、もしも大丈夫であれば家に帰す。
今回の攻撃開始以来これまでに100人以上の負傷者を治療した。
私たちは、他の病院で受け入れを断られた患者のうち30人を緊急に入院させている。私たちはキリスト教会の病院なのだ。彼らを家に追い返すわけにはいかない。
病院は、深刻な薬と設備の不足に陥っている。
ガザ中が停電しているので一時しのぎの発電機をつかっている。
医薬品はもうほとんど残されていない。来週までもつか、もたないかの量だ。
もしもこの状態が続いたら危機的な状態に陥らざるを得ない。
攻撃は、ガザ市内にあるこの地域にも近づいている。
昨日、病院脇の広場に爆弾が落ちた。30メートル先のことだった。攻撃が残したものは、大きな穴と、通りを歩いていた罪もない傷ついた7人の市民だった。
被害は病院のスタッフにまで及んでいる。
昨日、勤務中の看護士の一人、ハニア・ムラドは彼女の夫から電話を受けた。
爆撃で彼女の子どもたちが負傷した、すぐに救急車を出してくれ!という内容であった。
しかし、病院の救急車は、彼女の家がアメリカンスクールの近くにあるというだけで、その地域に入ることが許されなかった。
赤十字もこの地域への救急車の立ち入りを許可されないのだ。
彼女の子ども達は18時間も傷ついたまま家に放置された。
彼女の子ども達の一人は死んだ。」
___________
●京都のおかです。
ガザのアブデルワーヘド教授のメールです。
これまででもっとも激しい攻撃にさらされて動揺する子どもたちの気持ちを
落ち着かせようと、空襲下でトランプ遊びをする父親、
その姿に、ロベルト・ベニーニ監督の「ライフ・イズ・ビューティフル」がだぶります。
救急医に対する攻撃も続いています。
----- Original Message -----
Sent: Friday, January 09, 2009 2:06 AM
Subject: 13 days offensive on Gaza
【メールその30】
日時:2009年1月8日 19:06
件名: ガザ攻撃13日目
30分前、2基のミサイルが自宅近所のアパートを狙い撃ちした;ぞっとして生きた心地が
しなかった;子どもたちは恐怖で泣きわめいた!子どもたちをふつうの生活の雰囲気で
包んでやりたくて、私はいっしょにトランプ遊びをした。この爆発で男性二人が亡くなったほか
二人が負傷した。初日に、予防安全機構の一群の建物に対する最初の攻撃で4人が
殺されたのと同じ場所だ。
昨夜のガザはほんとうに身も凍る思いだった。60回以上の空襲があり、
加えて戦車や大砲による止むことない砲撃があたり一帯ところかまわずあった!
ガザではいついかなる瞬間においても安全な場所などどこにもない!
この間、私たちが経験している身の毛のよだつ恐怖を言葉では言い表せない。
なかでも昨夜は、もっとも苛烈な晩のひとつだった。昼間であろうと夜寝ている
ときであろうと、静かな瞬間などないのだ!
ラファでは80軒の家々が複数のヘリコプターによって攻撃された!
ハーン・ユーヌスのほかの地域、アル=マガーズィ難民キャンプ、アル=
ブレイジュ難民キャンプ、ジャバリーヤ村、ビーチ難民キャンプでも散発的に
狙われたところがあった。死者の数はうなぎのぼりで今日だけで30人以上が死んだ。
負傷者は言うまでもない。死者のなかには、UNRWAのトラック運転手もいる。
彼は車もろとも攻撃に見舞われた。これまでのところ10名もの救急医が
他の命を救おうとするさなか落命している!死者の数は一挙に800人代に、
負傷者は3100人以上に達した。ガザの病院の貧弱な設備では、これらの負傷者を
手当することなどできない。
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