ガザ地上侵攻:パレスチナ人死者90人に 北部を包囲
(2008年1月5日 毎日新聞)
【エルサレム福島良典】パレスチナ自治区ガザ地区に地上侵攻したイスラエル軍は5日、同地区北部ガザ市の包囲を固め、イスラム原理主義組織ハマスに対する攻撃を続行した。イスラエル放送によると、地上侵攻開始以降のパレスチナ人死者は90人に上った。
サルコジ仏大統領と欧州連合(EU)の外相代表団は5日、イスラエル入りし、早期停戦を呼びかける。
イスラエル軍は3日夜の地上侵攻開始後、ハマス戦闘員数十人を殺害したという。軍報道官によると、同軍は4日から5日にかけ、ハマス幹部宅やロケット弾発射拠点、武器密輸トンネルなど30カ所以上を空爆した。
ロイター通信によると、先月27日の空爆開始以降のパレスチナ人死者は少なくとも527人に達した。5日にはガザ市郊外にあるビーチ難民キャンプで一家7人が爆死したほか、戦車の砲撃でガザ市の母子4人が死亡したという。
イスラエル放送によると、ハマス幹部拘束作戦の際、ハマス側がイスラエル兵1人を拉致しようとしたが、失敗した。ハマスは自分たちに有利な市街戦に持ち込もうとしているとの見方が有力だ。
サルコジ大統領は5日、ムバラク・エジプト大統領、アッバス・パレスチナ自治政府議長に早期停戦への協力を要請。EU外相代表団もリブニ・イスラエル外相らと会談した。
一方、ハマス代表団は5日、エジプトの招きでカイロを訪れ、停戦問題を協議する。
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パレスチナ、ガザ地区でのイスラエルによる攻撃は、昨年来の空爆に続いて、今度は地上軍による直接侵攻が行われています。
その中でパレスチナ人の死者は、すでに90人を越えています。
イスラエルからは、「ハマスへの攻撃」を理由付けされていますが、実際に行われているのは、一般市民も含めた「無差別虐殺」ではないでしょうか。
今からでも遅くはありません!!直ちに、「早期停戦」にむけた交渉と実践を強く願うものです。
一説によれば、地下深くにある施設の破壊に、破壊力の強い「劣化ウラン弾」が使用されていることも指摘されています。
しかし、「劣化ウラン」による生体被害と環境汚染は、放射能被害を幾代にもわたって引き継がれる可能性があるのです。
すでに、湾岸戦争からイラク戦争の中でその非人道性が多くの人・団体から指摘され、世界中から劣化ウラン弾の使用禁止が訴えられています。
また、国連とEUが停戦交渉を呼びかけている一方で、アメリカはイスラエルのガザ侵攻を黙認し、「テロには武力」路線を貫いています。
パレスチナ紛争の解決を武力ではなく、あくまでも交渉の場で行うべきではないでしょうか。
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