(日経新聞 1月2日)
【サンティアゴデクーバ(キューバ東部)=檀上誠】キューバは1日、革命50周年を迎え、同国東部のサンティアゴデクーバで記念式典が開かれた。ラウル・カストロ国家評議会議長は国民に向けた演説で革命の成果を強調する一方、「この先50年も、また戦いが続く」として厳しい経済情勢が続く中で、国民に理解を求めた。 カストロ議長は演説で、革命以後の米国の姿勢や経済封鎖を激しく批判。米国の次期大統領、オバマ氏が対話姿勢を示す中で、ひとまず厳しい態度でけん制したかっこう。
50年前に、中米で起こったキューバ革命。
その事実を、エルネスト(チェ)・ゲバラの生涯を通して、描いた映画「チェ28才の革命」「チェ39才の別れ」が1月10日から全国でロードショウ公開されます。http://che.gyao.jp/
20世紀の最大のカリスマと称されるゲバラですが、彼がアルゼンチン出身の青年医師だったと聞くと、割合身近な存在に引き寄せられます。
半世紀前の、しかも中南米での状態と、今日の日本を直ちに同一視して論じることには無理があります。
しかし、「格差と貧困」がますます深刻化する昨今、50年前のキューバと共通することがあるかもしれません。
アメリカの経済封鎖のもとで、反米を旗印に半世紀も生きながらえたどころか医療制度や教育制度では、「貧困」とは無縁なことが報じられています。
今年の日本を考えるときに、キューバを頭の片隅におくことも良いかもしれません。
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東京都千代田区の日比谷公園に31日に開設された「年越し派遣村」の実行委員会は2日、食事などの支援を受けるため入村手続きをした元派遣社員らが、同日までに253人に上ったことを明らかにした。
実行委は同日午後にも、宿泊場所を確保するよう厚生労働省に申し入れる。同省ロビーや休校中の学校体育館などの活用を求める。
2日間で250人を超える無宿の元派遣社員が、東京日比谷の「年越し派遣村」へ集まっています。
これからもさらに増えてゆく可能性が指摘されています。
まさに、増え続ける「派遣切り難民」です。
また、若年者にもかかわらず、体調を崩している方々も含まれていす。まさに、「生きるか死ぬか」の瀬戸際に追い込まれている人なのです。
これこそ、「政治の失態と企業経営の非情さ」に命を奪われかねない実態ではないでしょうか。彼らは、訴えています・・・・・。
「救援場所が足りないから、公共施設を貸してほしい」・・・「例えば・・・冬休み中の学校体育館とか、厚労省ロビーとか」・・・・・ 災害であれば、直ちに公民館などが開かれます・・・それに匹敵する事態として行政は考え、行動すべきです。
とりあえず、今日、明日の宿泊場所の確保に厚労省は責任を持つべきです。
「お正月休み」などと悠長なことではなく!!
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滋賀県近江八幡市は25日、経営難に陥っている市立総合医療センターのPFI契約解除の合意書を、大林組を代表とする運営主体の特定目的会社(SPC)「PFI近江八幡」と取り交わした。
民間資本を活用して建設、運営するPFIの契約解除は、病院では全国初。市は来年4月1日付で同センターを市直営とし、経営を立て直す。
合意書調印後の合同記者会見で、冨士谷英正(ふじたに・えいしょう)市長は、PFI事業の行き詰まりについて、医業収益の見通しに甘さがあったことを認め「(直営にしても)楽ではない。経営改善に向けて今まで以上に努力したい」と話した。
一方、PFI近江八幡の井谷守(いたに・まもる)社長は「市の財政事情で解除に至ったことは誠に残念だ」と述べ、市の当初計画に「われわれはタッチしていない」と強調した。
合意書は、市が病院施設を約118億円で一括で買い取り、違約金として20億円をSPCに支払うとしている。
総合医療センターはSPCが約145億円で建設し、06年10月に開院。患者数が開院前の見込みの約8割にとどまり、07年度に約27億円の赤字になっていた。市によると、直営化で施設整備費の金利や運営費など計約113億円が削減できるという。 2008/12/26 00:00 共同通信社 ==========================
経営困難に陥った自治体病院の再建策のひとつとして、一時脚光を浴びたPFI(Private Financial Initiative )方式を採用していた近江八幡市立総合医療センターが、その運営方式を断念しました。
民間資金を活用した自治体病院の再建は、一般的には「完全民間移譲」か「公設民営化」などがあります。
しかし、PFI方式は、大手企業が運営主体となる特定目的会社(SPC)を設立し、民間資本を活用して施設の建設・運営をはかるものです。
一見、「民間活力の活用」なとる装いをしますが、病院運営への株式会社の参入、つまり病院運営を営利企業の下に置くことに道を開く危険性が指摘されていました。
現在、病院経営に直接介入できない大手企業が、PFIを通じて少しでも病院運営に関与し、そこで利益回収ができれば、と考えていたものです。
しかし、PFI近江八幡は、医療センター開設以降、予定していた患者が確保できず、当初の利益を上げることが困難になったのかもしれません。
今回の事態は、利益の上がらないPFI近江八幡が市立総合医療センターから手を引いたと考えてもいいのでしょうか。
一方、八幡市側としては、このままでは、PFIに払う多額の金利や運営費の負担が度を越えたのかもしれません。
しかし、八幡市が直営可能と判断したのですから、今のところ一応事なきを得た状態です。
今回の事態は、利益追求を目的のひとつとしている株式会社に自治体病院の経営を実質上肩代わりさせるPFI方式への危険性を示してくれました。
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