自民党の村田吉隆国対筆頭副委員長は三日の記者会見で、民主党など野党から省庁に資料要求があった場合、事前に自民党国会対策委員会に提示するよう全省庁に指示していたことを明らかにした。これまで農林水産省など複数の省庁への指示が判明していたが、民主党は「情報隠ぺい、事前検閲だ」と強く反発しており、六日から始まる衆院予算委員会で徹底追及する方針だ。
村田氏は「私が全省庁に口頭で伝えた」と述べた。 これに対して民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「国民に対する情報隠ぺいが組織的に行われていたのは大変ゆゆしき問題だ」と批判。
一方、河村建夫官房長官は会見で「議院内閣制の下で政府、与党ができるだけ協力するのはあり得べきことだ。隠ぺい意図は全くない」と問題ないとの認識を示した。
麻生太郎首相も二日の参院本会議で「実態を把握するため、自民党から各省に情報提供を依頼したものと理解している」と述べている。
国会議員からの資料要求は憲法に基づく国政調査権の発動とは異なり任意だが、年金記録漏れ問題や「居酒屋タクシー」、インド洋での給油量取り違えなど、野党が政府の不祥事を追及する有力な手段となっている。
政府・与党側には「過度の要求で(省の業務に)支障が出る場合もあり、事前にチェックをしようということだと思う」(塩谷立文部科学相)などと、ねじれ国会の下で、膨大な要求で職員に負担が増しているとの指摘も出ている。 しかし民主党には「自民党の指示は、不祥事がこれ以上露呈したら衆院選を戦えないという危機感の表れ」(中堅議員)との見方も。
自民党政治もすでに末期現象でしょうか。
自民党は、削られた年金問題で、底知れぬ不備が明るみに出そうな時期に、全省庁に対して野党からの資料要求にたいして「事前に教えなさい」と自民国対の「事前検閲」を要求していました。
こともあろうことに、自民国対が政府に不利な資料請求が行われそうなときに、資料を出し渋りさせたり、「事実の公表」を先取りして、自民党と政府にできるだけ不利にならないようにする段取りだったようです。
政権与党が、政府の提出資料の内容を事前チェックすることは、国会内の与野党間の問題ではなく、国民の知る権利をないがしろにするものです。
国家が握っている情報は、本来国民のものではないでしょうか。
今回の国会でも政府与党による情報操作の裏側を明らかにさせ、その横暴さをやめさせることが必要です。
おごる?~怯える自民党による国政の私物化は許されません!!!
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