後期高齢者医療制度、抜本見直しも 舛添厚労相表明
(2008年9月20日12時20分 朝日新聞)
舛添厚生労働相は20日午前、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(後期医療)について、「どんなに論理的にいい制度でも国民に支持されなければ長期に維持できない。政権も代わる時期でもあり、じっくり問題点を洗い出す」と話し、次期内閣では抜本的に制度を見直す必要があるとの考えを表明した。TBSのテレビ番組で語った。
見直しにあたっては(1)75歳以上という年齢で分けない(2)保険料の天引きを強制しない(3)負担について世代間の反目を助長する仕組みにしない、との原則を掲げた。最低1年議論し、それまでは現行制度を維持する。舛添氏は「(現制度の)廃止とは一言も言っていない」とも語った。
後期医療は4月に開始したが、年金からの保険料天引きなどに批判が強く、政府・与党が6月に改善策を打ち出したばかり。10月15日に迫る次回の天引きや次期総選挙が近づくなか、さらなる見直し表明で国民の支持をとりつける狙いだ。ただ舛添氏は、福田政権の閣僚としてではなく、自民党の一議員としての私案であることを強調した。
今朝のTBS番組、みのもんた「サタズバ」で、舛添厚労相が生出演・・・・・「後期高齢者医療保険制度」を見直す考えを語り出しました。
最初は、厚生労働大臣としての見解かと思いきや、出演したゲストの追求で、「実は、舛添個人としての見解・希望」へ変更。
さらに、その実現性を追求されると・・・・「次期総理が有力な麻生氏の了解を得ている」と、現在の内閣を飛び起こして「麻生内閣?」実現を前提に話を進める始末でした。いつものように彼の目線も定まらず「きょろきょろ」が続きます。
今、何故、この次期に・・・・選挙目当ての無責任な「太田農水大臣の辞任」に続いて、今度は舛添氏も太田氏に負けずに「パフォーマンスは俺が先輩だ!!」と言わんばかりの無節操さです。
1)今、何故、この時期に・・・・・明らかに総選挙対策です。太田農水大臣の辞任もそうなのですが、福田辞任そのものが、政権維持が困難になった、自民公明の総選挙対策ではないでしょうか。その流れの中で、現在、5人により行われている「総裁選挙」が総選挙対策であることはもはや常識になっています。
2)その中で、舛添氏は、「麻生氏には、見直し方針を了解して貰っている」などと、麻生氏と一心同体の関係を強調していました。その裏に見えるものは・・・・「次期麻生内閣?でも、舛添が厚労大臣だ」という思惑がみえみえでした。(事実、みのもんたが「大臣の任期は長く」とその後押しをしていました)これは、明らかに大臣のポストの売り込みでした。
3)これら一連の放送を見ていると、こらは明らかに、自民党による選挙の事前運動であり、麻生内閣実現(これ自身、自公の方針です!!)への露払いなのです。
4)「後期高齢者医療制度」を国民の立場に立って、その不備を認め検討するのであれば、すでに野党から出されている「廃止案」に対して、政府・与党として誠実に対応すべきではないでしょうか。少なくとも、正式な「閣議決定」まで持ってゆく努力を払うべきなのです。
5)しかし、彼はあくまでも「制度」の正しさを強調し、「ダメなのは、国民が納得してくれないからだ」と言って、国民に責任をかぶせ、制度の持つ様々な欠点を直視しょうとはしませんでした。「後期高齢者医療制度」は、一度廃案に持ってゆくのが多くの国民の声であるにもかかわらずです!!!国民への「責任転嫁」も甚だしいにも限界があります。
6)もし、今朝、明らかにした「舛添案」が、実行に移されなければ、舛添氏の進退にも関わる課題として記憶に残さなればなりません。
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