グルジア侵攻 米大統領、ロシアを非難(2008年8月12日 朝日新聞)
【ワシントン=梅原季哉】ブッシュ米大統領は11日、グルジア情勢について「ロシアの行動は劇的で野蛮な紛争拡大だ。ロシアは主権を持つ隣国を侵略し、民主的に選ばれたその政府を脅かしている。21世紀には容認されない行為だ」と述べ、強い語調でロシアを非難した。
五輪開会式出席のため訪れた中国から帰国し、ホワイトハウスに戻ってまもなく、自らテレビカメラの前で声明を読み上げた。「こうした行動はロシアの世界での地位を傷つけ、米国や欧州との関係を損なうものだ」と警告した。
今後については、欧州連合(EU)議長国として調停外交を始めたフランスのクシュネル外相らの和平案を支持し、「ロシアはこの和平案を受け入れなければならない」と求めた。だが、米政権自体として、ロシアにどのような方策で圧力をかけるのかは明らかにできなかった。
米政府高官は同日、記者団との電話会見で「通常なら軽く用いられる表現ではないが、これは明らかに侵略だ。ロシアの反応は相応な範囲を超えている」との米政府の見解を明らかにした。だが、今後取るべき反応については「現状は流動的で、大統領も戻ったばかりだ」とし、具体論に踏み込むことを避けた。 ==============================
ロシアによるグルジア侵攻が続き、しかもそれが拡大しそうな様相を呈しています。
南オセアチアの隣にある北オセアチアでは、以前テロ集団によって小学校が占拠され、多くの死傷者を出したことがありました。
民族自立に絡む諸問題ですので、現地での複雑化な感情や利害関係があることは、充分予想されていました。
しかし、ロシアの侵攻・武力行使は、全く非難されること以外の何者でもありません。
ハンガリー、チェコスロバキア、アフガン侵攻など、旧ソ連時代を含めて、ロシアが行ってきた他国への侵攻は、続けられています。
以前は、「社会主義」を名目に、現在は、「利権確保」が名目になっているのでしょうか。
また、武力行使と同時に、「民族自立の要求」に対する弾圧は、絶対によい結果にならないことは幾多の歴史が証明しているところです。
従って、ロシアは、直ちに侵攻をやめるべきです!!!!
同時に、ブッシュ米大統領による「ロシア非難声明」にも、大きな違和感を感じます。
9.11以後、「テロとの戦い」を旗印に、アフガン・イラクへの侵攻を主導しているのは他ならぬ「戦争好きのブッシュ」だからです。
ブッシュがロシアを避難するのは、かまいませんが、そうであれば、自分の軍隊もイラクから直ちに撤退することを宣言しなければなりません。
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