反ー貧困全国2008キャラバン~人間らしい生活と労働の保障を求めて、つながろう!
反ー貧困ネットワークをつむぐため、8月8日全国キャラバンの札幌集会がもたれました。札幌弁護士会、釧路弁護士会、札幌司法書士会が後援して、実行委員会が主催して開催されました。
第1部<働いても当たり前の暮らしができない・そもそも仕事がない>では・・・・
非正規雇用として働いている若者やホームレス経験者から、その過酷な実態が話されました。
また、規制緩和のもとで劣悪な労働条件が当たり前となっているタクシー労働者からは、タクシーそのものの安全性が危ない実態も報告されました。
第2部<セーフティーネットが機能していない 生活保護・障害者・多重債務問題>では・・・・・
生活保護家庭や障害者の方から、母子加算の廃止や「障害者自立支援法」による生活困窮の進行している深刻な実態が報告されました。
私は、この種の集会に参加して、それぞれの現場で苦闘している人々の口から始めて直接お話を聞くことができました。
「貧困」といわれても、自分の身の回りからは、なかなか感じることができない場合があります。
しかし、よく目を凝らしてみると、今は、表面的には、貧困とはいえないとはいえ、失業や病気をきっかけに、一気に「貧困」の中に放り込まれる危険性のあることがよく分かりました。
「自分は貧困とは言えない」とは考えずに、現在の政府・与党が進める社会福祉・医療・労働政策では、「何かのきっかけで、誰もが貧困になりうる」のだということに想像することが大切だと思いました。
そして、現在の「貧困」の実態をより多くの人が共有することの重要性もわかりました。
「貧困」の予防や「貧困」解消を考えてゆくと、どうしても労働のあり方、教育制度・内容のあり方、社会保障・労働政策のあり方など、現在の社会の変革への道筋を考えざるを得なくなってきます。
そうすると、「貧困」の問題は、現在「貧困」で困難な状況にある人たちのみならず、「貧困」とはいえない人々も力を合わせて社会の在りを考えてゆくことが重要になってきます。
もちろん、生活と密接な関係にある、人々の健康・や生命にかかわる仕事をしている、われわれ医師・医療従事者も全く無縁ではないのです。
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