平和宣言に故永井博士の言葉引用 田上長崎市長が骨子発表
(08年8月2日長崎新聞)
長崎市の田上市長は一日、原爆投下から六十三年目となる今月九日の平和祈念式典で読み上げる平和宣言の骨子を発表した。被爆しながら医師として負傷者救護に奔走し、「長崎の鐘」などの著書で原爆の非人間性を訴えた故永井隆博士の言葉を引用して被爆地の願いを世界に発信する。

 キッシンジャー元国務長官ら米国の元高官四人が出したアピール「核兵器のない世界に向けて」にも言及、米国をはじめとする核保有国に核兵器廃絶への取り組みを要請。核保有疑惑国も名指しし、国連と国際社会に厳正な対処を求める。

 市長は「平和宣言には、原爆や平和のことを考えてもらう入り口の役目もある。分かりやすく(今年が生誕百年の永井博士や元高官のアピールなど最近の)具体的な要素を取り入れた。核兵器は必ず廃絶できるという思いを昨年以上に強く持って読み上げたい」と決意を述べた。

 宣言冒頭の被爆の実相のくだりでは、悲惨な状況が伝わるようこれまで以上に表現を強める。日本政府には、被爆国として国際社会でリーダーシップを発揮することや「非核三原則」の法制化、「北東アジア非核兵器地帯」の創設、高齢化する国内外の被爆者の援護充実を要請。署名に取り組む高校生など長崎での市民の平和活動も紹介し、世界に連帯を呼び掛ける。

 宣言はこれまでの五カ国語にスペイン語、アラビア語、ポルトガル語、オランダ語を加えた九カ国語に翻訳。式典には現時点で、核保有国のロシアや今回が初となるスペインなど八カ国の大使館から関係者が参列する。在長崎中国総領事館の滕安軍(とう・あんぐん)総領事が地元機関代表として出席する予定という。

今年も8月6日広島と9日長崎の原爆記念日がやってきます。

長崎の平和記念式典で田上長崎市長の読み上げる「平和宣言」の骨子が発表されました。

特に今年は、永井隆博士の言葉が引用されると言うことです。

永井博士は、被爆当時長崎大学の医師として被爆した自分の体を顧みず被災者への救援に心身を捧げたこと、またその後の闘病生活の中でのご家族との関わりなど、後から続く人々に大きな感銘を与えてくれています。

私は、原爆の被害とその悲惨さを事実に即して、リアルにきっちりと構成に伝えなければならないと思います。その内容がいくら残酷でも悲惨でもそれが原爆の真実なのですから・・・・。

最近アメリカから被爆後の広島や長崎の実相を記録した映像が放映されています。

それらを参考にしながらでも被爆の被害が永久に続くように、その悲惨さと核兵器の廃絶を永久に主張しなければならないと思います。

ちなみに今夜、NHKとテレビ朝日で原爆問題を扱う秀作が放映されます。

NHK*21:00~22:30「広島特集ドラマ」<帽子~老いた帽子職人と若き警備員が大切なひととの再会の旅にでる・生きる誇りとは>主演:緒方拳

テレビ朝日*21:00~22:51「原爆~63年目の真実」<中井貴一が語り継ぐ・・・封印された昭和史の謎>

今夜は、広島・長崎を想ってテレビ鑑賞です。

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