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【きょうは何の日】世界難民の日2008.6.20 03:34 産経ニュース

 

 国連総会で2000年12月に決議された国際デーで、「数多くの難民が感じている孤独や絶望感に思いをはせ、私たち自身に何ができるのかを自問する日」。
  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などの推計によると、昨年末時点での世界の難民の総数は約1600万人。さらに国内にとどまったまま家を追われた国内避難民も約5100万人いるとされ、難民との総計はフランスの人口よりも多い。グテレス高等弁務官は「われわれは将来さらなる難民増加に結びつく、複合的な地球規模の課題に直面している」として、紛争のほか、気候変動問題、食糧危機なども新たな難民を生むと警鐘を鳴らしている。(渡)

6月20日は「世界難民の日」でした。

世界各地でいろいろな催しが開かれ、難民発生の予防と難民問題の解決に向けて様々な主張と行動が繰り広げられました。

UNHCRの取り組みにもかかわらず、難民問題は深刻化の一途をたどっています。

その原因も戦争や部族・民族紛争、自然的・人的災害、最近は食糧危機がそれらに拍車をかけている様に思えます。

私は、6月20日に札幌のある高等学校に招かれて、“生命について考える=シリア・ヨルダン、戦火を逃れる難民を訪れて”と言う題で講演する機会を得ることができました。

内容は、今年3月に訪れた、シリア・ヨルダンへイラクから逃れてきた難民の皆様の実態、特に米軍が使用している劣化ウランによる先天奇形の子供達や、戦傷被害の実態を報告するものでした。

明日への希望が持つことができなく、ともすれば絶望へと走らざるを得ない境遇の難民の人々の心の問題も含めた“生命”についての私の話の後に、聞いていた生徒からの発言がありました。

生徒は、「今日のお話を聞いて、他人事であった『難民問題』が私と関係のある身近な事に感じることができました。」と語っていました。

私の報告内容は、ありきたりのものですが、たとえ少数であれ、若者にとって、難民問題を身近な事として感じてくれた事に、心が温かくなりました。

これも小さな「世界難民の日」のひとこまでした。 

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