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 「医進」事業で来月協定 道教委 北大、札医、旭医大と

04/22 北海道新聞)

 道内の地域医療に携わる人材の育成を目指し、道教委は、北大と札幌医大、旭川医大の三大学と「連携協力協定」を五月下旬に締結する。医学部受験を支援する道教委の「医進類型指定校」事業に三大学が協力し、指定校の高校生らに対し、各大学の医師や現役医大生が指導をしたり、医学生体験に協力する。

 道教委は本年度から函館中部や北見北斗、釧路湖陵など地方都市の道立高九校を医進類型指定校とし、教員を一-二人追加配置。英語、数学、理科の授業増や少人数指導を行っている。

 さらに、医学部受験へのやる気を引き出すため《1》医療機関や医大の見学や医師による講演、出前講座《2》医学実験など医学生体験や現役医学部生による受験指導など三泊四日のメディカルキャンプ-などを計画。医学部を持つ道内三国公立大に協力を要請していた。

 大学側はこれまでも単発的な医師の出前講座などは行ってきたが、「医学生にも協力を求めるなど医大側の長期、包括的な協力が必要」(道教委)なため、連携協力協定を結ぶことにした。

 五月下旬に予定する調印式には、吉田洋一道教育長のほか札医大と旭医大の両学長、北大医学部長が参加する方向で調整している。

北海道では、本年度から医学部受験を支援する道教委の「医進類型指定校」事業が動き出しています。

札幌以外の地方都市の9カ所の道立高校を選抜して、「医進類型指定校」とし、医学部受験・合格のために、教員を増員したり、特別授業を組むと言うものです。

私は、こうしたやり方に「異議あり!!」なのです。

1)     何故、医師というひとつの職業のために、公立高校が特別体制をとるのでしょうか。明らかに、他分野の職業からすれば特別扱いではないでしょうか、。少なくとも社会の共通した「常識」としてあるべき「どんな職業にも貴賎はない」をまず、学校教育で実践すべきなのです。

2) 15才の高校入学段階で、「将来の医師」を決める事はいかがなものでしょうか。今でも、「将来、医師になりたい」という希望する子供たちは大勢います。しかし、それは、あくまでも希望であって、ある特別な枠内にそうした生徒を押し込んでしまい、そうすることによって、「希望」から「強制」になる可能性はないのでしょうか。あくまでも高校入学段階では、かずある「希望」のひとつとすべきでしょう。

3)  同じ高校内での「医進特別扱い」により、「歪んだエリート意識」が育ってゆかないかと言うのも危惧されます。逆に、当初は他分野にいる優秀な生徒に医師への道を狭めることにもなります。私が、望む「若手医師」への第一の希望は、一般常識をわきまえた人、「医師」である前に、他者の痛みを共有できる人間なのです。

4)  こうした方法をとると、自ずと「受験競争に拍車」をかけることになります。「医進類型指定校」に入学するためには、それなりの準備が必要です。つまり「指定校」へ入学しやすい中学校が選ばれてきます。これは、明らかに「受験戦争」の先鋭化を誘発するものです。  

5)  さらに危惧されるのが、医学部入試における「地域枠」との連動です。来年度の旭川医科大学の「地域枠」は、50%を超えるとも言われています。もし、そのほとんどが「医進類型指定校」出身学生だとすると、「地域枠合格」者は、高校時代の成績や行動が合否に影響するかもしれません。 

6)  「大学好みの学生」が入学試験も受けずに推薦だけで、しかも北海道という官制の敷いたレールに乗った学生が作り出されてくるのです。入学後は、留年しないように、国家試験に必ず合格するように叱咤激励されながらの学生生活が待っています。これでは、「大学医学部」と言うよりは、「医学専門学校」のたぐいに落とし込められるのかもしれません。(考え過ぎか??) 

7)  しかも、「地域枠推薦入学」の条件は、卒後の研修先を大学の指定する研修病院に限るという「誓約書」記入の上となると、卒後の進路まで制限されてくる可能性があります。もし、それに違反すると・・・・出身高校への「地域枠推薦入学」へのペナルティーも囁かれている始末です。 

8)さて、そもそも地方の医師不足対策からこうした「医進類型指定校」制度が実施されるのであれば、根本的な対策は、医療費削減政策をやめ、全国に医学部定員を大幅に増加させる政策が王道ではないでしょうか。

9)最後に、地方の高校をターゲットにした「医進類型指定校」制度と「地域枠推薦入学」のドッキングは、実は、政府・厚労省、文科省の作ったシナリオのような気がしてなりません。過疎医療に悶え苦しむ北海道を実験場に、政府・文科省の描く医師を作り出す医育機関を作り出そうとしているように思えます。ちょうど、夕張が過疎の自治体の実験的崩壊を経験したようにです。

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先生こんばんわ。
いつも参考にさせていただいてます。

最近は、いろいろ庶民のハラのたつことが多すぎますが(怒)、これもひどいです。。
確かに北海道は全国でも指折の医療過疎地ですが(特に郡部が・・)医進・歯進て予備校のクラス分けでもあるまいし、教育現場を生徒を、馬鹿にしていますっ。

うまくいえませんが、ものすごく「感じ悪い」です。「指定校」・・ってなんですか?入学難易度の上から9校がそれにあたるわけですか?ソレは学校にとって名誉なことになるのでしょうか?エーゴと理数を他の学校より特化して、たたきこむのですか??医師不足だから?・・競争率あがる??

スミマセン、何かまた怒ってばかりですが(汗)北海道だけ・・というのがまた道産子としてハラがたちます。。

ぷりぷりしてばかりいてもしょうがないのですが、この制度が何とかうまくいかなくなることを願っています。

これ以上北海道がおかしなことになるのは、一市民としてなんとしても避けたいです。
written by ひろみ / 2008.04.22 21:02

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