日本医師会(会員16万5000人)の会長に1日再選された現職の唐沢祥人氏(65)=東京都医師会=が午後に都内で記者会見し「国民医療の確保と地域医療の再生に向け全身全霊を打ち込む」と2期目の決意を述べた。
医療費を含む社会保障費の自然増を2011年度まで毎年2200億円抑制する政府方針に関し「これ以上の圧縮を回避しなければならない。流れを食い止めないと医療が崩壊する」と指摘。今年の「骨太の方針」取りまとめまでに、与党などに働き掛けを強める意向を示した。
1期目(06-07年度)は与党との協調路線を進めてきた唐沢氏だが、今後の与野党との関係については「会内には多くの意見がある。政治が安定してこそ医療の財源措置も生まれ得ると思う」と述べるにとどめた。
同氏は小脳出血で一時入院したが「仕事はうまくこなせる」と体調回復をアピールした。
日医唐沢会長が2期目に入りました。今年度の診療報酬改定でも、結局はマイナス改訂を「容認」してしまいました。
昨日から始まった「後期高齢者医療保険制度」に対しても、国民医療を守る立場からもとっと明確に「反対・撤回」の立場を鮮明にし、政府与党へ主張すべきではないでしょうか。
会見のなかで、「政治が安定する中で医療の財源も生まれる・・・・」などと、相も変わらず自民党への擦り寄りを宣言してしまいました。
「政治が安定」とは、権力者がよく使うフレーズで、分かり易くいうと「自民・公明政権が安定的に続けてゆく中で・・・」と言うことになるのです。
またまた、選挙になれば、会員の要求をそっちのけにして、「OO候補を自民党だけでなく、医師会の候補として、何が何でも・・・・」となってしまうのが目に見えています。
そうして、支部段階の若手の先生方もしらけてしまい、医師会そのものの活力が失われてしまいます。
実は、「幹部だけが異常に張り切り、多くの末端の会員諸氏は、主張しなくなる」医師会=「物言わぬ、羊の群れ的な」医師会こそが、自民党権力政党が求めている医師会ではないでしょうか。
そういう意味で、「政治の安定を求める唐沢医師会」は、自民党応援団として純化を遂げる気がしてなりません。
今こそ、日本医師会の無党派化を願ってやみません。エネルギー溢れる日医を創るためにです!!
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コメント一覧
私は医療関係者ではありませんが、先生のブログでの「現場の先生方のやる気がそがれている」というのが一番もったいないと思います。せっかくの会員数が。。私は道北在住ですが、先生のところよりも、もっと医療崩壊している・・と思われます。しらけてる場合では・・。
これから新しく発足する医師の組織にも、もちろん期待しますが、せっかくある今の組織がこの大変な時代に最大限に発揮されていないのが、とても残念。
与党が強行採決した後期高齢者医療制度・・も、もっともっと医療者として、最後までがんばって阻止してほしかったです。
いったい何のための医師会なのでしょうか?
と文句ばかり言いましたが、青森市医師会と弘前市医師会・
茨城県医師会が、同制度の反対と診察料のボイコットを呼びかけている・・と赤旗新聞さんに載っていたので、少しほっとしています。。
いま医療と政治に必要なのは、決して現状維持の「安定」ではなく「変革」の2文字だと思います。
なのに上のかたがたがいまいちで残念ですが、せめて現場の先生方、是非ぜひがんばってください。
コメントと励ましをありがとうございます。
私も同感です。
現「日医唐沢執行部」は、政権与党を通して「政策実現」などと言っていますが、政策なんて全く実現できていません。
また、選挙では、自民党にお金と人を供出しているだけです。
私の所属する医師会支部では、昨年まで「政党支持」は自由でありました。今でも、忘年会などには無所属も含めてすべて、市議から国会議員までのすべて議員の出席が保証されています。
私が危惧するのは、政権与党への露骨な擦り寄りが、多くの医師会員、特に若手の先生方に「しらけ」をもたらしている事なのです。
これこそ、政権が望んでいる「戦わない医師会への変身」なのかもしれません。
しかし、そんなことでは本当に日本の医療は崩壊してしまいます。
これからも、医師会の中でも頑張ってみます、大多数の先生方は私方と同じ気持ちなのですから・・・・
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