急患の「たらい回し?」・・「受け入れ拒否?」===『受け入れ不能』が真実の姿です  救急医療崩壊の現場~たらい回しの実態 (320日報道ステーション)
 
 
 

急病で救急車を呼んでも受け入れてくれる病院が見つからない、いわゆる「たらい回し」が問題化している。去年12月には、89歳の女性が35回も病院の受け入れを断られ、翌日に死亡した。高齢化社会が進むにつれて救急搬送の数が急激に増えるなか、人手不足などの理由から救急医療を中止する病院が急増。救急医療の崩壊はドミノ倒しのように広がっている。現実に日々向き合う救急隊に密着し、救急患者「たらい回し」の実態と原因に迫った。

================

本日放映された、報道ステーションで「救急医療崩壊の現場」の特集が組まれていました。

 内容は、医師不足・医療費削減が原因であることをコメンテーターの堀田氏とともに指摘していました。 

しかし、問題なのは、その冒頭でキャスターの古館氏が、救急患者さんの「たらい回し」という言い方を止めて、今度は「受け入れ拒否」とすると何度の強調していたことでした。

 私は、以前からマスコミが急患の「たらい回し」という言葉遣いには異議を唱えてきました。 

それは、患者さんをいかにも『モノ』扱いしている印象を国民にあたえ、医療側の『無責任さ』を強調することになるからです。

 しかし、「受け入れ拒否」なる言葉ではどうでしょうか。 

この言葉も、患者さんを「自分の都合で拒否する」という医療側の「目線高」の印象を与えてしまいます。 

現在の、医療費削減・医師不足が解決されない、救急医療の現場では「救急患者さんを受け入れたいにもかかわらず、受け入れることが出来ない」のが実態ではないでしょうか。 

であれば、「受け入れ拒否」ではなく、今の時点では、受け入れたいがそれが出来ない「受け入れ不能」が最適な言葉だと思います。

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

北のCOSMOS
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2008/03 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着エントリー

新着コメント

新着トラックバック