『昨日、NHK BS2で映画『シンドラーのリスト』を観ることが出来ました。
ナチスの進めたホロコースト政策の中で、虐殺されてゆくユダヤの人々の悲惨さとそれにあがなった実業家シンドラー氏の実話でした。
はじめは利益目当ての実業家シンドラーが最後にはユダヤの人々に救出の手を差し伸べました。
終戦時、「もっと助けることが出来たかもしれない・・・」と涙して自らを苛むシーンは何度観ても心が揺さぶられました。
10数年前、私は、欧州旅行の途中、オーストリア・ウィーンから鈍行で5駅目5駅ほどにある「マウトハウゼン強制収容所」跡を訪れたときのことを思い出しました。
「アウシュビッツ」ほどの規模ではありませんでしたが、ユダヤ人虐殺の痕跡を目のあたりにしてあふれる涙とともに絶句したものでした。
「シンドラーのリスト」は、私たち、人間の生命を守る医療に従事するものとしても、命の尊さを、しかも極限の命の尊さを改めて知らしめてくれるものでした。
21世紀になってもイラク戦争や民族紛争など、世界中で戦火の絶えることはありません。
日々の日常の仕事に追いまくられながらも、昨日の「シンドラー」によって、命の根本を考えることが出来た夜でした。
さらに、話が発展して、日本の「シンドラー」である、杉原千畝氏、さらにソ満国境でもユダヤの人を助けた樋口季一郎陸軍中将について、もっと日が当てられるべきだとも思っています。
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