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 沖縄のでの女子中学生に対する米兵による凶悪暴行事件について、先日、町村官房長官が「米兵のたるみ」発言をしていました。 

 

しかし、問題なのは、国民に米兵による凶悪犯罪が続く現状に対して、「型どおりの形式的な抗議」を繰り返してきた日本政府自体が「たるんでいる」のではないでしょうか。 

 

今回のイージス艦と漁船の衝突事故に対して、今度は「自衛隊のたるみ」を指摘する論調があります。

 

 

私も当初、そのように思いましたが、事態の解明が進むに従って、単なる「自衛隊のたるみ」だけの問題ではないと感じています。 

 

それは、米軍も自衛隊も「平和を守る」事を名目に、相手を殺傷することを任務としている集団だという事です。 

 

任務遂行のためには、多少の犠牲(今回は、小さな漁船か)もいとわないという「軍事的思考」があることは否めません。 

 

また、今回の衝突事件に限ってみても、少なからずの漁船が操業をしている海域をあえてさけずに「突破」しょうとした傲慢な考えがあったかもしれません。 

 

米軍が、訓練のためにあえて民間航空機を「目標」に見立てて異常接近したり、超低空飛行を繰り返したりすることもあります。 

今回の事故に、人命を軽視するそのような傲慢な「軍事思考」があるとしたら、自衛隊そのもののあり方も問われなければなりません。

 衝突1分前『右に漁船』 イージス艦発見遅れか 父子、依然不明2008220日 東京新聞朝刊) 

海上自衛隊のイージス艦「あたご」(艦長・船渡健一等海佐、七、七五〇トン)が、新勝浦市漁業協同組合(千葉県勝浦市)所属のマグロはえ縄漁船「清徳丸(せいとくまる)」(七・三トン)に衝突した事故で、石破茂防衛相は十九日、緊急に開かれた自民党国防三部会で「あたごの見張り員が漁船を発見し、全力の後進をかけた。漁船はあたごの前方百メートルで大きく右にかじを切ったが、一分後に衝突した」と、事故の状況を説明した。清徳丸を発見するのが遅れたため、回避が間に合わなかったとみられ、海自側が責任を問われるのは必至の状況となった。  

第三管区海上保安本部横須賀海上保安部(神奈川県横須賀市)は同日、業務上過失往来危険の疑いで、海自横須賀基地に到着したあたごの艦内を捜索。航泊日誌や海図などを押収し、乗組員から事情聴取した。横浜地方海難審判理事所も、理事官ら五人があたごの船体検査を行った。 

石破防衛相は「午前四時五分ごろ、あたごが航行中、漁船が右前方から航路前方を横切った。それと同時刻、あたごの見張り員が右方向に緑色の灯火を確認した。

四時六分ごろ、灯火が漁船だと確認したので、全力の後進をかけた。漁船はあたごの前方百メートルで大きく右にかじを切っている。この一分後に衝突した」と説明。レーダーでの探知状況については「水上レーダーに漁船が映っていたか、映っていても乗員がこれを認識していたか不明だ」と述べた。

 海自によると、衝突の一分前、あたごの監視員が清徳丸を発見するまで、水上レーダー員とのやりとりはなかった。直前の通常航行時の速度は一〇・五ノット(時速約一九キロ)だった。 海上衝突予防法では、相手を右側に見ていた船に回避義務があり、状況から、あたご側に回避義務があった可能性が高まった。同法では、緑色の灯火(「舷灯」)は、四キロ先から見えることになっている。

僚船の康栄丸の中ノ谷義敬船長は、出港時に清徳丸が法定の照明をすべて点灯させていたと証言しており、あたご側が、清徳丸に接近するまで灯火を見落としていた可能性もある。 三管本部などの調べでは、あたごは右舷艦首付近を損傷しており、艦首付近が清徳丸の左舷に対し直角に近い角度で衝突したとみられる。 

清徳丸の吉清(きちせい)治夫さん(58)、哲大(てつひろ)さん(23)父子は、依然として行方不明。捜索活動に参加していた僚船の乗組員らは同日夕、勝浦市の川津港に戻って記者会見し、現場海域で治夫さんのジャンパーや寝具を見つけたことを明らかにした。 

事故直後のイージス艦とすれ違ったという金平丸の市原義次船長は「イージス艦が目の前で明かりをつけた。速度はそれほど出ていなかったが、正面から来て、航路が重なって危険だったので回避した」と説明した。 清徳丸は同日午前二時すぎ、カジキ漁のため勝浦市の川津港を出た。

あたごは、京都府・舞鶴基地の第三護衛隊群に所属している。<海上衝突予防法> 国際規則の規定に準拠し、海上船舶の順守すべき航法や灯火、信号を定め、船舶の衝突を予防して船舶交通の安全を図ることを目的とした法律。海上は「右側航行」が原則で、2隻の船が正面から行き合う場合、両船とも進路を右に転じて航行。2隻の船が進路を交差して横切る場合、相手を右舷側に見る船が右に進路を転じて衝突を避け、一方の船は進路、速力を保ったまま航行することを定めている。

<イージス艦> 高性能レーダーを搭載し、探知した敵の航空機やミサイルなどの情報を大型コンピューターで瞬時に処理し多数の目標に同時に対処できる能力を持つ。「あたご」は2007年3月に海上自衛隊舞鶴基地(京都府)に配備された新型艦。全長165メートル、乗員約300人。従来型より大型で、哨戒ヘリコプターの格納庫を新設している。建造費は約1400億円。イージス艦の一部は、大気圏で敵の弾道ミサイルを迎撃する海上配備型ミサイル(SM3)を搭載し、日米両政府が進めているミサイル防衛(MD)で中心的な役割を担うが、あたごにはSM3は配備されていない。

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地図で観ると近海だが、我々の一般感覚では遥か沖、ってことになるんでしょうね。いまは、もう冬、誰も~いない、海~♪

レーダーで捕らえられない漁船などは目視しか確認手段がないという。早朝で見にくいのなら昼間しか動くな。道も信号もないひろ~いグランドを車でぶっ飛ばしているようなもの。<誰もいないだろう>運転ほど怖いもの無し。海だろうと陸だろうと、基本は同じ。

      進行方向注意

です。レールを走る電車だって、乗務員は復唱確認をやっている。
written by 古井戸 / 2008.02.20 11:10

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