宮崎県の東国原英夫知事は28日、宮崎市の知事公舎であった若手建設業者らとの懇談会で「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」と述べた。
記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。
懇談会には県建設業協会青年部の地域代表ら12人が参加。若手の育成方法などが議論になり、知事が個人的意見として語ったという。
懇談会の終了後、知事は「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」と言及。「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」と語った。
東国春知事が「タレント人気」にまぎれて、危険な発言をしています。
若者に規律を求めて、その教育先として徴兵制による「軍事訓練」を求めています。
これは、まったく戦前の軍国教育を賛美しているものにほかなりません。
一方で、「国を愛する心」を育成するために教育基本法を改定したばかりなのに、今度は、規律や道徳・倫理観を養うために、1~2年間の軍隊生活の体験が必要」ということです。 地方自治体の首長として、公教育の責任者としての見識に欠ける無責任、かつ無謀な発言といわざるを得ません。
「タレント知事人気」の陰で、危ない教育の推進に走るかもしれません。
万が一、彼の論理に100歩譲ったとしても・・・・
1) 道徳や倫理観の養成がどうして軍隊でなければできないのか。
2) 現在の学校・社会教育では、それは不可能なのでしょうか。
3) 軍隊では、敵を倒す=敵を殺すための「心」、方法を訓練するところです。
4) そうした中で、人を思いやり、生命を大切にする道徳や倫理観が身につくわけがありません。
今後とも、徴兵制復活の主張を続けるのであれば、これからの知事としての資格が問われます。
発言を撤回すべきではないでしょうか。
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