衆院テロ防止特別委員会は29日午後、防衛商社「山田洋行」の元専務との癒着疑惑が浮上した守屋武昌前防衛事務次官を証人喚問し、証言を求める。国会での証人喚問は耐震強度偽装問題の解明に向けた2006年1月の小嶋進ヒューザー社長(当時)以来。
ゴルフやマージャンなど元専務による接待の実態や、次期輸送機(CX)エンジン納入をめぐる経緯、海上自衛隊の給油量訂正をめぐる隠ぺい問題への関与が焦点。守屋氏の証言内容によっては、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続するための新テロ対策特別措置法案の国会審議にも大きく影響しそうだ。
政府、与党は証人喚問で「疑惑は守屋氏の個人的問題」(自民党中堅)と印象づけ、早期の幕引きを図りたいえ。対テロ新法案は26日の特別委でようやく実質審議に入っており、11月10日までの今国会会期をにらみ、30日以降は連日の審議を目指す。
証人喚問は午後1時から行われ、深谷隆司委員長が15分間質疑した後、与野党がそれぞれ1時間ずつ質問する。
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