ノーベル賞作家の大江健三郎といえば、言葉を大切にして、多少難解な言い回しと印象を持たれる方もいるかと思います。
今回、新潮社から出版された単行本『大江健三郎 作家自身を語る』(¥1800)は、そうした印象を感じさせないものでありました。 読売新聞社、文芸担当記者の尾崎真理子さんとのインタヴィユー形式で構成されている内容は、割合、平易で内容も理解しやすい構成になっています。
まず、目次だけを紹介しておきます。「作家生活五十年を目前にして」
「伊丹十三との出会い」
「渡辺一夫先生との交流」
「芥川賞のころ」
「『個人的な体験』刊行当時の評」
「故郷 の中学にて」
「『同時代ゲーム』をいま読み返す」
「女性が主役となった八〇年代」
「父という存在」「一九八七年 分水嶺となった年」
「ノーベル文学賞受賞の夜」
「自爆テロについて」
「大江健三郎、106の質問に立ち向かう」などです。
大江さんの著作に関して、「ヒロシマノート」「個人的な体験」「万延元年のフットボール」「同時代ゲーム」など、それ以降の書籍についても、それらを表現した時代状況や大江さんの考えをわかりやすく丁寧に語ってくれています。
最後にある「大江健三郎、106の質問に立ち向かう」では、大江さんの誠実な人柄を感じさせる回答がなされ、思わず笑みがこぼれてしまいました。
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参院選をめぐり日医連は、昨年の日医会長選での激しい争いが尾を引き、武見氏推薦を決めた執行部に近畿などの組織が強く反発。また茨城県医師連盟が比例代表で武見氏とともに、医師の自見庄三郎氏(国民新党)を推薦するなど混乱した。
先の参議院選挙で、日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟(日医連)」が推薦した自民党の武見敬三厚生労働副大臣が落選しました。
唐沢祥人委員長(日医会長)がその敗因として「医師会が分裂したまま戦ったことが原因」というような総括をしています。
果たしてそうでしょうか?
確かに、近畿を中心に日医連中央に統一しない事実がありました。直接的には、「武見票」の数合わせだけをみるとそうかもしれません。
しかし、問題は、
「何故、全国の大多数の医師が統一できないのか?」
また、「小泉・安倍自公政権が進めている医療制度改悪がどれほど国民と医療従事者・医療機関を苦しめているのか」、
「武見氏が医療崩壊を進めている自公政権の厚労省の政務次官としてどんな責任を感じているのか」 などを深く掘り下げることが大切ではないでしょうか。
私達、末端の医師会員にとって、「医療崩壊を推進している自公政権」の中枢にいる議員を当選させるために「選挙運動をしましょう」と言われても、大きな抵抗感を感じてしまいます。
特に今回は、地方の医師会幹部が行った有無を言わさぬ、強引な「武見支持」への強要(?)には、嫌気さえ感じたのは私だけではありませんでした。
また、現場では、医療・福祉の充実のために「自公政権」を批判する一方で、政権とのパイプ役に「武見さんを支持して」とは、なかなか訴え辛いのではなかったかと思います。
さて、仮に武見氏が、医師会と政権とのパイプ役だとしても、どれだけの役割を果たしてくれたのかも疑問です。
なぜなら、この6年間、医療制度は改悪に次ぐ改悪が横行していたではありませんか。
そんな「パイプ役」など、必要ありません。
これからの「医師政治活動」にいおて、特定政党への支持の強制は、やめにした方が良いと思います。医師会の掲げる方針・政策を提示して、与野党問わず、それに支持する政党・候補者を推薦し、我々の意見を国政に反映させる方法をとるべきではないでしょうか。
そうすることで、より多くの先生方も医師会へ集まりやすくなり、結果的に医師会の力も大きくなるものと思われます。
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ざわつく自民 農水相の更迭…安倍降ろしの動きも 「人心一新」先送りが誘発8月2日18時9分配信 産経新聞
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しかし、問題の本質は、「何故、政治資金の流れを国民の前に明示できなかったか」でありました。
未だに、疑惑を解明すべきと言う意見が自民党の中からは出てきません。
「政治資金規正法」の再改定を持ち出して、松岡問題に続いて赤城問題もうやむやにしょうとするのは明らかです。そして、選挙に敗北した、本当の原因は、「政治と金」の問題だけでなく、安倍自公内閣がとってきた、国民の意見に耳を傾けようとしない「自我自尊の強引な政治姿勢」、「安倍内閣の暴走」にある事への審判だったのではないでしょうか。さらには、国民の中に「格差と貧困」を拡大し、医療・福祉政策を貧弱なものに落とし込め、日本の針路を「戦争への危険な道」へ導こうとする戦前回帰の政治路線そのものにある事を自覚すべきなのです。今後、医師政治連盟推薦にも拘らず落選した「武見敬三」前参議院などについても検証してゆきたいと思います。固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
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