Tai-chan先生、TBをありがとうございます。
今日は、日曜日の病院日直です。
先週のことでした。
『「戦争のこと」「平和のこと」「憲法のこと」なんかについてお聞きしたいのですが・・・』と医学生に呼ばれる事がありました。
行ってみると、野球部、サッカー部、水泳部、ワンゲル部など、体育会系の学生がほとんどでした。最初は、その話ばかり・・・(ちなみに、わたしの学生時代は、野球部の敗戦投手専門でした)
しかし、考えていることは、本質的なことばかりです。
各課題自体が、多面的なので考え抜いたり、語り尽くすには、時間の確保と方法論の整理が必要かとも思いましたが、彼らの意見には、教えられることが溢れていました。
まず、共通していたことが、「医師としてよりも、その前に、ひとりの人間として考え、行動してゆきたい」ということでした。
厳しいといわれる今日の受験競争の中で、こんなに「まっとうな?医学生」たちがいる事に、目を覚まされました。
「これからの医療を担う若手医師達を信頼し、夢をかけよう」と思いました。
私が、今日の医療問題や、医師問題について発言しても、あまり意に介さずに「大変な問題」として受け止めてくれました。
だからといって、「医師になりたくない」という気持ちには、ならなかったようでした。
そもそも、「医師への動機」は、人の生命・健康への関心ですし、「医学と医療」は、広げるときわめて社会的性格の強い分野でもあります。
また、中村哲先生も語られた、「人に求められること」が多い分野でもあります。
Tai-chan先生など諸先生の努力もあり、国境を越え、国際的な活躍も以前ほど難しくはないかもしれません。
しかし一方、現在は、「医師になりたい」という初心を貫くこと困難なことの多いことは事実です。
若い医学生たちとお話して、「この若者たちのまっとうな気持ちと力を縦横無尽に発揮できる医療界を作ることが私たち、先輩の仕事でもある」と思いました。
今週末に、彼らと再会できるとの事、いまから楽しみです。
固定リンク
|
コメント (5)
|
トラックバック (1)
トラックバック
この記事のトラックバック URL
http://blog.m3.com/northcosmos/20070610/1/trackback
トラックバック一覧
先月末、病院の廊下で80代のアジア人男性から突然日本語で声を掛けられました。実に流暢な日本語で、なまりの強い日本人の方だと思いました。「日本のどちらご出身ですか?」「長崎です。」 「長崎と言えば私の友...
[続きを読む]
コメント
コメント一覧
若い学生さんから学ぶことは非常に多いと思います。
学生の頃の純粋さをいつも思い出させて頂けます。
私も、若い学生さんから「純粋」さと前向きな姿勢を学びました。
彼らは、7月に「ホームレスの人たち」への夜回りに参加して格差・貧困問題を実証し考えるそうです。
うらやましいです。
でも、学生の純粋な心を育てるのも患者であり、社会です。
私の「医者になりたい?」シリーズはそんな学生たちと私の心の葛藤を綴ったシリーズです。
いつも、先生のブログを拝見しています。
私も、これからの若い医学生に期待を持ち、夢を託したく存じます。
という採用側の目論見があるそうです。
あまりに暗い医療関係のニュース、北のコスモス先生の周囲にいらっしゃる医学生の話で少し明るい気分になりました。
まら医学生との心の交流についてブログでご紹介頂ければ幸いです。
コメントを書く