【パリ6日共同】フランスのシラク大統領(74)の任期満了に伴う大統領選の決選投票が6日行われ、即日開票の結果、保守系与党、国民運動連合(UMP)党首のサルコジ前内相(52)が社会党の女性候補、ロワイヤル元家庭担当相(53)を大差で抑え、当選した。
大統領の交代は1995年のシラク大統領就任以来12年ぶりで、戦後生まれの指導者は初めて。
英米流の自由経済を掲げるサルコジ氏は、フランスが築いてきた平等型社会を見直し、競争原理に重きを置いた社会の建設へ踏み出す。親米派大統領の登場で、イラク戦争などを機に歩調が乱れた米国とフランスの関係は修復へ向かう見通し。
新大統領の下、暗礁に乗り上げている欧州憲法の批准プロセスが再び動きだす可能性もある。
親日家のシラク大統領からの交代で、日仏関係はより実務的な関係への変容が予想される。サルコジ氏は6日夜、「フランスがわたしに与えてくれたものを、今度はわたしがお返しする番だ」と勝利宣言した。
ロワイヤル氏は「次期大統領には、国民すべてのために働くという使命を果たしてもらいたい」と敗北を宣言した。【パリ7日共同】フランス大統領選でサルコジ前内相が当選した6日夜、パリのバスチーユ広場で、選挙結果に不満を訴える群衆数百人と治安部隊が衝突した。
投石する群衆に対し、治安部隊は催涙弾を使用した。フランス公共ラジオが伝えた。 負傷者の有無などは不明。バスチーユ広場には同日午後10時(日本時間7日午前5時)時点で、市民約5000人が集まった。同広場は、選挙の際に左派支持者が集まることが多い。仏大統領選で親米、新自由主義のサルコジ氏が選出されました。これ自身、仏国民の意思として尊重しなければなりません。
しかし、これからの仏社会の歩む道は、一層 「格差と貧困」が進行するようでなりません。
ヨーロッパにも、グローバリゼイションの影響が浸透し、「中流には明日がない」状態が続いていました。
さらに、移民問題や人種問題など、日本と比べて格段の複雑さがあるように思います。
選挙後、既に、それに反対する若者の威示行動が発生しています。
暴力的な行動には絶対反対ですが、社会の底辺におかれている人々の生活や気持を大切にしたいものです。
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安倍内閣は、「教育基本法の改定」、「防衛省への昇格=自衛隊の海外活動・派兵」、「憲法改定の参院選争点化」、「国民投票法の強行採決」「現憲法下での集団自衛権行使の研究」など、実質改憲を推し進めながら、明文改憲を目指しています。
安倍首相の言う「戦後レジームの転換」とは、何を意味しているのでしょうか。
これは、憲法問題を考える時に避ける事のできない問題です。
皆様、ご存知のように「レジーム」とは、「体制」を意味するものです。かのフランス革命の時、それまでの旧体制を「アンシャン レジーム」といっていた事は、歴史で学ばれた事でした。
従って、まず、安倍首相は、「戦後レジーム」などと横文字などで国民を煙に巻く事はしないで「戦後体制の転換」と明確に語るべきなのです。
彼の言う転換すべき「戦後体制」とは、現平和憲法下で形成されてきた、戦後民主主義ではないでしょうか。
憲法制定で宣言された、「基本的人権の尊重」「主権在民」「平和主義」を見直すことを主眼ににしていることは、著書「美しい国」の中で述べています。
①、個人の人権や権利の尊重よりも「公共の利益」を優先する。
②、憲法を無視して、或いは、憲法違反ぎりぎりの「解釈」で作り上げた「自衛隊」がもはや『軍事力』なのだから「自衛軍」とすべきである。
今日までの歴代政府でさえも否定してきた「集団自衛権行使」も現憲法下で可能だと、結論つける予定です。
憲法とは、立憲主義のもと、人民・国民が権力者の独裁・横暴を抑えるために制定するものです。
にもかかわらず、権力者である安部首相が先頭になって「改憲」を叫ぶのは、権力者が「憲法」を人民・国民を支配する道具に変質させようとしているのではないでしょうか。
そうすると、安倍首相の言う「戦後体制(レジーム)」の転換とは、「改憲」に名を借りた、「立憲主義の否定」、「戦後発展してきた民主主義の否定」、「国家主義への回帰」そのものではないでしょうか。
これは、日本国家の国家主義的改造計画そのものとなります。
危険極まりない、「戦後体制(レジーム)」の転換の内容をもっと国民の皆さんに理解してもらいたいものです。
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